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特集

GOOD THING GOIN' モータウン期の代表的なMJリサイクル

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2009年10月07日 18:00

ソース: 『bounce』 314号(2009/9/25)

文/池谷 昌之、出嶌 孝次

ISAAC HAYES
『Black Moses』
 Enterprise/Stax(1971)
シングル化もされた“Never Can Say Goodbye”のカヴァーを収録。原曲がマイケルをオトナの歌手として成長させるべく用意されたものだからして、アイクの大人すぎるフェロモン全開バリトンのハマり具合は数あるカヴァーのなかでも最高峰。むせ返るような濃密さ! *池谷

EN VOGUE
『Born To Sing』
 Eastwest(1989)
90年代の女性ヴォーカル・グループ・ブームを牽引した彼女らのデビュー・ヒット“Hold On”は、“Who's Lovin' You”のアカペラで幕を開ける。ミラクルズの曲、だけど当然マイケルのヴァージョンです。先立っての来日公演ではマイケルに捧げる形で同曲を披露していたそう。*出嶌

PEARL JAM
『Vs.』
 Epic(1993)
意外なラインナップだろうが……キャリアの絶頂期に放ったこのアルバムでは、“Rats”の終盤にて“Ben”の一節が引用されている。ネズミ繋がりってこと? 90年代の〈オルタナ〉シーンを代表する彼らも、当然のようにメインストリームの音楽を聴いて育ってきたということですね。*出嶌

CLEOPATRA
『Comin' Atcha!』
 Maverick/Warner Bros.(1998)
UKのガールズ・グループが“I Want You Back”をカヴァー。元気いっぱいキャラの三姉妹にこの曲を歌わせるとは狙いすぎ(?)だが、やはりティーンらしくあどけない歌声がハマる曲だと再確認できる。ハネたビートに時折トークボックスが差し込まれるトラックも上々。*池谷

COREY
『I'm Just Corey』
 Motown(2002)
J5の名曲“All I Do Is Think Of You”を、マイケル本人を迎えて(!)カヴァーした“All I Do”を収録。原曲のスウィート・ソウル的ムードや艶めかしいエレキ・シタールの音色はそのままに、コーリーの青い歌声と成熟したマイケルのヴォーカルとの対比が素晴らしいバラードになっている。*池谷

B5
『B5』
 Bad Boy/Atlantic(2005)
ディディが送り出した当時10~17歳の5兄弟。兄たちの甘い声と弟たちのガキ声で各時代のJ5っぽさを押さえた(?)あたりがツボで、“All I Do Is Think Of You”の絶品カヴァーから、マイケルの声ごと“I Wanna Be Where You Are”をループした“Back In Your Arms”まで期待通りの甘酸っぱさです! *出嶌

SLEEPY BROWN
『Mr. Brown』
 Purple Ribbon/Virgin(2006)
オーガナイズド・ノイズの一員でアウトキャスト周辺の客演でも知られるソウルマン。この初ソロ作にて披露された“Me, My Baby And My Cadillac”は、“Maybe Tomorrow”をゴーストフェイス以上に狂おしくループしたピンプ系ソウルの大名曲に。これは必聴です。*出嶌

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