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特集

Discography 69-73 ――(5)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2009年08月26日 18:00

更新: 2010年01月25日 20:55

ソース: 『bounce』 313号(2009/8/25)

ディスクガイド/池谷昌之、出嶌孝次、林 剛

JACKSON BROWNE 『Jackson Browne』 Asylum(1971)

シンガー・ソングライターの曲を取り上げるのが流行ったニュー・ソウル期のマナーに準じて、J5がカヴァーしたのは“Doctor My Eyes”。まさかジャクソン繋がりだけで歌ったんじゃなかろうが、軽快な雰囲気は実にマッチしている。*出嶌

モーニング娘。 『4th いきまっしょい!』 Zetima(2002)

“Lookin' Through The Windows”のもっとも格好良い引用だと思うのが、本作に収録のヒット“ザ☆ピ~ス!”。序盤はジャクソン・シスターズ風ながら……この頃にはソウルフルな遊びがけっこうあったわね。アレンジはダンス☆マン。*出嶌

MICHAEL JACKSON 『Got To Be There』 Motown(1972)

マイケルの初ソロ作。制作陣にはコーポレーションやハル・デイヴィスといったJ5作品でもお馴染みの面々が顔を並べるが、作りはグッと大人仕様。キッズ感全開なのはボビー・デイ曲を歌った“Rockin' Robin”ぐらいで、ビル・ウィザーズやキャロル・キングのナンバーを取り上げるなどニュー・ソウル時代らしい雰囲気も漂わせながらクールに進行していく。リオン・ウェアらが書いた“I Wanna Be Where You Are”での一途で情熱的な歌いっぷりはマイケル永遠の名唱だ。*林

フィンガー5 『COMPLETE CD BOX』 Solid

和製J5とも呼ばれた彼らだが、J5が全米デビューする以前から別名義で基地回りをしていた下地はもっと知られていいかも。もちろん音楽性の影響は顕著で、著名なシングル曲はさておき、J5も含む痛快なカヴァー群はこのボックスで楽しめる。*出嶌

小沢健二 『刹那』 EMI Music Japan

“ドアをノックするのは誰だ?”が“I Will Find A Way”そのままだったり、大胆な引用(?)好きの彼だが、ここで聴ける“さよならなんて云えないよ(美しさ)”は“Hallelujah Day”の一節を導入にして“Black Or White”のリフで疾走。Never Can't Say Goodbye. *出嶌

JACKSON 5 『Lookin' Through The Windows』 Motown(1972)

合間にコーポレーション印のキッズ・ソウル(声が若い!)が入ってくるものの、この後コモドアーズで成功を収めるジェイムズ・カーマイケルがアレンジを担った大半の曲はロマンティックなムードで、グングン大きくなる少年たちの肉体に楽曲のサイズを追いつかせることに腐心した感じ。そんなわけで結果的にJ5の作品中でも特にジャーメインとジャッキーの歌声が上手く活かされているように思える。マイケルを軸に見れば凝ったアレンジの表題曲が群を抜いているだろう。*出嶌

※紹介アイテムは71年作『Goin' Back To Indiana』との2in1になります。

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