こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2009年06月24日 18:00

更新: 2009年06月24日 18:28

ソース: 『bounce』 311号(2009/6/25)

文/青木正之

日本的倍電倶吐露虎女独壇場!!


  バイリ・ファンキにハマってブラジルに渡ってしまったとか、LAで楽曲が認められただとか、〈MySpace〉で数年前から人気だったとか、日本では珍しくファンキをやっていることも含めて後付け的に話題になったけれど、TIGARAHの魅力がそんな付加価値だけで語られるべきでないのは、衝撃のデビュー・ミニ・アルバム『TIGARAH!』を聴いた人ならもう承知のはず。TIGARAHの標榜する〈バイレクトロ〉には、ファンキだけでなく、ボルティモア・ブレイクスやフィジェット・ハウス、ニューレイヴ、エレクトロなどなど、昨今の新しいハイパーなダンス・ミュージックの要素あれこれが、まるでディプロやスウィッチが自由に音楽と戯れるように、気持ち良く交配されている。そんなバイレクトロ・ビートは、英語と日本語を巧みに操るTIGARAHならではの独特な節回し/ユニークすぎるフロウとのフィット感もバッチリだし、海外ウケがいいのも納得で、とにかくフレッシュそのものなのだ。

 メジャー・デビュー作となる待望のフル・アルバム『The Funkeira goes BANG!』は、先のミニ・アルバムをより開放的にし、彼女のやりたいことがパンパンに詰まっている感じだ。日本語のリリックに差し替えられ、ストレートに感情移入しやすい形で再録された“Much Music Generation”や“Music Gets Me Free”、オリエンタルな旋律もセクシーな“Japanese Queen”、ダンサブルなギター・ロック調の“Let Me Plug USB Stick In”、さらにはDJチェルノブイリのリミックスも収録……と、手加減なしにやりたい放題。メジャーに行っても奔放なTIGARAHは健在なのだ!

インタビュー