こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

DISCOGRAPHIC ELVIS COSTELLO

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年06月24日 18:00

更新: 2009年06月24日 18:29

ソース: 『bounce』 311号(2009/6/25)

文/吾郎 メモ

コステロを知るための12枚

ELVIS COSTELLO
『My Aim Is True』
Stiff/Demon/ユニバーサル(1977)
とぼけた風貌でありながら怒れる若者という姿勢を取った、そのバランス感が斬新。いまではパブ・ロックと括ったほうがしっくりくるが、〈言いたいことがたくさんあるんだ〉とばかりに詰め込まれた饒舌な歌/演奏がパンクという時代の要請に見事合致。名曲“Alison”もあり。

ELVIS COSTELLO
『This Year's Model』
Rader/Demon/ユニバーサル(1978)
アトラクションズというバンドを得て多数のライヴをハードにこなすなか、パンク/ニューウェイヴの波により深く入り込んだ2作目。興奮状態のまま作られた曲たちは勢いに溢れ、かつ親しみやすいポップな感覚も持っている。ソングライティングの才能が眩しいばかり!

ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS
『Get Happy!!』
F-Beat/Demon/ユニバーサル(1980)
創作エネルギーは留まることを知らず、20曲も収録してしまった4作目。サム&デイヴ“I Can't Stand Up For Falling Down”の疾走感溢れるカヴァーは、コステロなりのニューウェイヴ版ブルーアイド・ソウルと言えよう。コンパクトで楽しい曲がギッシリ詰まったゴキゲン盤!

ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS
『Punch The Clock』
F-Beat/Demon/ユニバーサル(1983)
ホーンをフィーチャーしたソウル的昂揚感のあるポップソングが多いのだけれど、世間ではロバート・ワイアットに提供した“Shipbuilding”のセルフ・カヴァーや“Everyday I Write The Book”など静かめな曲のほうが評価されている。珍邦題〈コステロ音頭〉は衝撃だった!

THE COSTELLO SHOW
『King Of America』
F-Beat/Demon/ユニバーサル(1986)
アトラクションズと離れ、英国人の目から見たUSルーツ・ミュージックへの憧憬をアメリカのミュージシャンと共に形にした通算10作目だ。ゆったりとした曲たちの質の高さは、コステロの新たな路線を確立。ナッシュヴィルで録音された『Almost Blue』(81年)の続編的な趣も。

ELVIS COSTELLO
『Spike』
Warner Bros.(1989)
初期の尖ったものとは違うポップさを追求。ダーティ・ダズン・ブラス・バンドらニューオーリンズのミュージシャンとの接近は後の作品への伏線にもなっている。はからずも「とくダネ!」の曲として日本で広く知られるようになった“Veronica”はポール・マッカートニーとの共作!

インタビュー