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特集

THIS IS WHERE HE COME TO HIDE プロデューサーとして、ソングライターとしても引っ張りだこ!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年06月24日 18:00

更新: 2009年06月24日 18:29

ソース: 『bounce』 311号(2009/6/25)

文/村尾 泰郎

 相変わらず精力的に音源をリリースし続けているコステロだが、裏方としてもさまざまな作品に関わってきた(過去に〈本当は裏方の仕事に就きたかった〉なんて発言もしているほど!)。まず代表的なプロデュース・ワークを見ていくと、スペシャルズの『The Specials』やポーグスの『Rum Sodomy & The Lash』など、多彩な音楽性を持ったバンドが多いのが特徴だ。さらに友達ノリを大切にしていて、ニック・ロウやポール・マッカートニーとはお互いの作品に顔を出し合っているし、スクイーズとは『East Side Story』をバンドと共同プロデュースする一方で、メンバーのグレン・ティルブルックを自身の『Trust』に招集。さらにクライヴ・ランガー&ザ・ボクシーズ『Splash』の一部を手掛けたが、その後ランガーは『Punch The Clock』などの作品に関与している。

 さて、楽曲提供で忘れられないのがロバート・ワイアットに贈った“Shipbuilding”で、後にコステロもセルフ・カヴァーした名曲だ。そのほか、ウォズ(ノット・ウォズ)からジョニー・キャッシュまで幅広いアーティストに曲をプレゼントしているが、なかでもウェンディ・ジェイムズ『Now Ain't The Time』では全曲を書き下ろし。また、映画「コールド・マウンテン」用に作ったT・ボーン・バーネットとの共作曲“Scarlet Tide”(ヴォーカルを取ったのはアリソン・クラウス)がアカデミー賞にノミネートされたりと、ソングライターとしての評価も高い。もちろん、愛妻ダイアナ・クラールとも“The Girl In The Other Room”をいっしょに作るなど、裏に回っても実に多才で多作な男なのだ。

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