極私的名盤54(5)
25>JAPAN-狂撃-SPECIAL(キワメミチJUNZΦ、ヴォーカル)
亜無亜危異 『亜無亜危異 Vol.1』 ビクター(1989)
これぞ日本のパンクですよね。22世紀の人間がこれ聴いてもしびれるでしょうね。社会に対しての不満は100年経ってもなくならないでしょう。2100年の人々にも通じるものはあるはずだ。*キワメミチJUNZΦ(ヴォーカル)
▼JAPAN-狂撃-SPECIALのリリース情報!
26>鈴木善夫(タワーレコード横浜モアーズ店)
ナンバーガール 『SAPPUKEI』 EMI Music Japan(2000)
とにかく、リリックが秀逸!! 東京を――都市の光景を殺風景と切り捨て、ニヒル&メランコリックに描写した歌詞のファースト・インパクトといったらなかった!! ポスト・パンク・リヴァイヴァルを先取りしたサウンドといい、向井秀徳ワークスの最初のピーク・ポイントにして、〈バリヤバ・ジャップ・ロック〉のなかでも群を抜く大傑作!!!
27>鈴木智彦(タワーレコード)
頭脳警察 『頭脳警察1』 フライングパブリッシャーズ(1972)
ザッパの曲から名が採られたこのバンドは、人間集団がしばしば顕在化させるヒステリックな本性に関してシニカルな態度で警鐘を鳴らし続けた。独立した個の意識を何よりも尊重する人間にとって、彼らの音楽は掛けがえがない。
28>SPECIAL OTHERS
PRINCESS PRINCESS 『The Greatest Princess』 ソニー
大好きなあの曲たちが詰まった、お徳感満載のCD!! ぜひ、行楽やレジャー、ドライヴや野球観戦のお供に。Don't miss it! *SPECIAL OTHERS一同
▼SPECIAL OTHERSのリリース情報!
29>ダイサク・ジョビン(タワーレコード)
ゆらゆら帝国 『な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い』 ミディ(2003)
ジャックス、裸のラリーズ、RCサクセション、三上寛、灰野敬二、マリア観音など、中央線暗黒地下世界で脈々と形作られていった(異形の)〈日本語のオリジナル・ロック〉のひとつの到達点、でしょう。
30>竹澤友文(タワーレコード泉南店)
三上 寛 『ひらく夢などあるじゃなし』 URC/ポニーキャニオン(1972)
傑作揃いの三上寛作品のなかで、最初に聴いた一枚がコレ。〈過激なフォーク〉という一般的イメージを遥かに超越する衝撃的な内容に、これまでの価値観を丸ごと変えられてしまいました。
- 前の記事: 極私的名盤54(4)
- 次の記事: 極私的名盤54(6)