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特集

時雨と繋がる、いま聴いてほしい2000年代のイカしたバンドを紹介!

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2009年06月03日 17:00

更新: 2009年06月03日 17:40

文/加藤直子、冨田明宏

9mm Parabellum Bullet 『VAMPIRE』 EMI Music Japan(2008)
一匹狼風の時雨にとって、数少ない〈盟友〉と呼べそうな彼ら。歌謡曲風味の劇的ロックという、いまどきバンドの双璧を担っています。昨年の両者によるガチンコ・ツアーでは〈陰の時雨vs.陽の9mm〉みたいな、相反するキャラの旬な2組ならではの勢いと負けん気がビンビン伝わるライヴが最高でした! *加藤

ミドリ 『あらためまして、はじめまして、ミドリです。』 ソニー(2008)
過激な側面や破壊的なイメージばかりが先行していたミドリが、ポップセンスの幅をグイグイと押し広げ、ただブッ飛ばすだけではない音楽的な深みを手に入れたメジャー・ファースト・アルバム。時雨や9mmと同様に、新世代ロック・バンドの象徴として聴かれるべき重要な存在だ。*冨田

about tess 『beautiful』 JULY(2008)
(ギター+ベース+ドラムス)×2、なんてやりすぎ度もナイスなインスト・バンド。TKがエンジニアとして参加したこの初作は、数学的でプログレッシヴなクレヴァー・サウンドを披露しています。また、ギターのTAKUTOはピエール中野と即興ユニット=CHAOTIC SPEED KINGを組み、巧者同士の圧巻バトルを繰り広げている模様。*加藤

fam 『the quiet before』 JUNGLEGYM(2008)
千葉の3人組メロディック・バンド……と言ってしまうと共通項が見えない気もしますが、エモやオルタナの要素も吸収したとても柔軟な音楽性で、攻撃性のなかに淡いセンティメントを残す音作りはまさに時雨的。エンジニアはtoeの美濃隆章なので、時雨と似た質感が出そうですよね。*加藤

kamomekamome 『ルガーシーガル』 MUSIC FOR GORILLAS(2007)
元ヌンチャクの向達郎を中心に結成。怒涛の突進力を誇るカオティック・ハードコアに、リリカルでダークな詩情を纏ったメロディーが絡み合う。その清濁を兼ね備えた絶妙なサウンドのバランス感覚と、日本人ならではの独創的な言語感覚に、時雨にも通じるセンスが感じられる。*冨田

VELTPUNCH 『Paint your life gray』 EVOL(2008)
切なく、しかし力強く紡がれる焦燥的なメロディーが、ツイン・ギターのアンサンブルと共に疾走する彼らのサウンド。時雨のようなブッ飛んだ過激さはないけれど、クールでロマンティックな男女混声ヴォーカルに、その魅力が重なる。*冨田

BUFFALO'3 『6//CITY』 acidrain(2009)
サイケで不良なムードを纏ったアークティク・モンキーズ!と言ったらキャラが違いすぎて怒られそうですが、それはともかく、このバンドにも時雨から強く感じられるLUNA SEA風のロマンティシズムを持つ歌メロがチラリ。耽美なギターの音色からも同様のカラーが窺えます。*加藤

nuito 『Unutella』 studioNUITO(2009)
京都発、超絶技巧派インスト・トリオのファースト・アルバム。1秒先の展開すらまったく予測不可能な、高速で回転する万華鏡のような変拍子の連続は、時雨をインスト・バンドにしたかのようでもある。エモーショナルを尽くしたバカテクと実験精神が全曲で堪能できる、驚愕のマス・ロック。*冨田

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