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HATE IT OR LOVE IT 耳で聴いたピープル・トゥリー

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年05月28日 17:00

更新: 2009年05月29日 19:54

ソース: 『bounce』 310号(2009/5/25)

文/出嶌孝次、升本 徹

エミネムをめぐる音楽の果実は、ここに一本のトゥリーを生んだ

2PAC
『Loyal To The Game』
Amaru/Interscope(2004)
シーン内外から注目されるスキャンダラスな存在という共通項もあるが、いち表現者としても2パックの影響を確実に受けているはず。“Runnin'(Dying To Live)”ではノトーリアスBIGも交えた夢の疑似コラボをプロデューサーとして実現させ、このアルバムでは陣頭指揮を取った。*升本

KID ROCK
『Devil Without Cause』
Lava/Atlantic(1998)
デトロイト出身のラッパーとしてデビューするが泣かず飛ばずに終わり、ロック調に転身して成功したのがこのキッド・ロック。ブレイク直前のエミネムは本作中の“Fuck Off”にフィーチャーされていて、もともと近い場所にいたことを窺わせる。なお、彼はトリック・トリックの最新作にてプルーフとも共演していた。*出嶌

MARIAH CAREY
『Glitter』
Virgin(2001)
いろいろ具合が悪かった本作リリースの頃、エミネムと交際していたことがバラされているマライア。で、未練たっぷり(?)な口撃を続けていたエムは、新作中の“Bagpipes From Baghdad”で再度マライアに下品な求愛! 旦那のニック・キャノンは〈進歩のない男〉と激怒しているが……ラッパーだったら曲で返せば? *出嶌

BENZINO
『Redemption』
Elektra(2003)
THE SOURCE誌のオーナーとして権勢を振るい、エミネム&50セントとのビーフを引き起こした彼。今作にはディス・チューンの“Pull Your Skirt Up”も収録されているが、流石に差は歴然としていた。野に下った現在、仇敵の復活を虎視眈々と待ち構えていたという噂も……? *出嶌

'NSYNC
『Celebrity』
Jive(2001)
快活でにこやかなボーイズ・バンドの代表として、かつてはたびたび曲中でエミネムの標的となっていたインシンク。D12でも彼らをバカにするようなダンスをやってました。が、時は流れてジャスティンは50セントの『Curtis』でエミネムとニアミスするまでに成長し……よく考えれば黒人音楽界でストラグルしてきた白い同志でもある。*出嶌

ELTON JOHN
『Goodbye Yellow Brick Road』
Mercury(1973)
エミネムの同性愛バッシングを激しく批判したエルトン卿だったが、謝罪を受けてグラミー授賞式で“Stan”を共演するというサプライズに出た。その後はエルトンがゲイ団体に叩かれるも、〈曲が良いからいいの!〉と譲らなかったのは凄い。その好意(?)に報いて、エムは上のパック盤でエルトンをネタ使いしている。*出嶌

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