こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

DISCOGRAPHIC EMINEM

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年05月28日 17:00

更新: 2009年05月29日 19:54

ソース: 『bounce』 310号(2009/5/25)

文/狛犬

エミネムを知るための7枚

EMINEM
『The Slim Shady LP』
Web/Aftermath/Interscope(1999)
同名EPから転用した“Just Don't Give A Fuck”などを含むメジャーでの初作。トレーラーハウスが描かれた中ジャケなども陰惨な空気を醸し出す。ドレーの関与はわずかながら、両者のボケとツッコミの相性の良さは“Guilty Conscience”の時点でもう証明されていた。

EMINEM
『The Marshall Mathers LP』
Aftermath/Interscope(2000)
〈Up In Smoke Tour〉を敢行して絶頂期にあったドレー軍団の勢いが感じられるヒット作。ネイト・ドッグやスヌープ、イグジビットを交えた“Bitch Please II”がその輝かしい上昇気流を描き出す一方で、ストーリーテリングの才を明示した“Stan”が光る。D12もチラホラ参戦。

D12
『Devils Night』
Shady/Interscope(2001)
“Pistol Pistol”や“Purple Pills”を収めたグループ名義のファースト・アルバムにして、シェイディの第1弾リリースとなる。エミネムはプロデューサーとしても全体を統括し、ソロでのイヤ~な俗悪さよりもやや直情的な雰囲気の恐さを演出している。オービー・トライスも登場。

EMINEM
『The Eminem Show』
Shady/Aftermath/Interscope(2002)
私生活でのゴタゴタやそれにまつわる加熱報道を逆手に取ったような、エミネム版トゥルーマン・ショー的名作。悪ノリ度が俄然高まった“Without Me”や、エアロスミス使い、侘びしげな歌モノなど、サウンドの幅もいっそう広くなった。参謀のルイス・レストはここから登場。

8MILE
『Soundtrack』
Shady/Interscope(2002)
自身が初主演した映画のサントラにして、50セントやオービーらを大フィーチャーしてシェイディのショウケース的な名目も兼ねた一枚。ストラグルの様子を勇ましく歌った“Lose Yourself”はいつになくピュアなエミネム像を浮き彫りにし、シングル初の全米1位を獲得することに。

D12 World
『D12 World』
Shady/Interscope(2004)
〈エミネムとそのバック・メンバー〉的な見られ方をPVも込みでユーモラスに活かした“My Band”を筆頭に、前作以上の連帯感を窺わせる2作目。B・リアルとの“American Psycho II”や元メンバーの故バグズに捧げた曲もある。シックノーツの抜擢はプルーフの手引きだろう。

EMINEM
『Encore』
Shady/Aftermath/Interscope(2004)
遺書めいたアートワークなど趣味が悪すぎだが……ショウの後のアンコール。先行カットの“Just Lose It”は前作の延長路線ながら、大統領選挙に際して〈行動〉を求めた“Mosh”、度重なるビーフに関しての真情を吐露した“Like Toy Soldiers”などトピックは多面的だ。

OTHERDISCOGRAPHIC

ALBUM
『Infinite』(1996)
『The Slim Shady EP』(1997)
『Curtain Call: The Hits』(2005)

COMPILATION
『Eminem Presents The Re-Up』(2006)

インタビュー