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SONIC FOR 10th SUMMER!!

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2009年05月21日 12:00

更新: 2009年05月21日 13:20

ソース: 『bounce』 308号(2009/3/25)

文/bounce編集部


  まだ〈夏フェス〉という言葉すら存在しなかった2000年に山梨は富士急ハイランドで開催された〈サマソニ〉が、今年で10周年を迎えます。そこで仕掛け人であるクリエイティブマンの清水直樹社長を直撃し、あれこれ疑問をぶつけてみました。そもそもフェスを始めようと思ったきっかけは?

「僕が20代の頃は、これだけのアーティストを1日で観るには海外に行くしかなかった。だから自分が10~20代だったら行きたくてたまらないフェスを作ろう、と。そして実際に手の届く身近さも兼ね備えなければと思い、場所も都市近郊を選んだんです」。

 ということで、第2回からは千葉・幕張メッセにお引っ越し。そして、大阪/千葉の2か所で同時開催されるようになった2002年以降は回を重ねるごとに観客動員を増やし、いまでは世界有数のビッグ・フェスに。そんな〈サマソニ〉の特徴は、ブッキングにアリ! 毎年どのように選んでいるのか、皆さんも気になりませんか?

「国内外からの情報を参考にしたうえで、ほとんど自分で決めています。もちろん海外に飛んでフェスやイヴェントなどにも顔を出して。目と耳と足を使ってますよ。僕はたまたまオール・ジャンルを楽しめるリスナーとしての癖があったので、それがブッキングにも強く出ていますね。○○○とフレーミング・リップスとマストドンが同日に観られるフェスは世界でもないでしょう!」。

 ちなみに○○○はまだ内緒だそう。でも、せめて今年のテーマくらいは教えてくださいよ!

「テーマも何も今年は初の3日間開催なので、それで頭がいっぱいです。各ステージのアーティスト数を1組ずつ減らして、少し余裕を持ったタイムテーブルを考えています。それによってお客さんもステージ間の移動がスムースになり、スケジュールが立てやすいように、と。特に3日間来てくれる人はペースを抑えて、体力維持を心掛けてほしいですね。僕らは、最後は気力で乗り切ります」。

 楽しみすぎてウズウズしてしまいますが、泣いても笑っても〈サマソニ〉本番まであと3か月ちょっと! まずは筋トレとここで紹介している出演アーティストの作品を聴いて、各自準備を開始しましょう♪

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