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特集

Just keep you satisfied マーヴィンの妻たち

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2009年05月14日 11:00

更新: 2009年05月14日 17:40

ソース: 『bounce』 309号(2009/4/25)

文/林 剛

 生涯で2人の女性と結婚したマーヴィン・ゲイ。ひとりは前回でも触れたベリー・ゴーディの姉、アンナだ。マーヴィンより17歳上の彼女とは62年に結婚し、後に養子(マーヴィン3世)も迎えているが、アンナはそれより以前から音楽業界の住人でもあった。姉妹のグウェンらが興したアンナ(・レーベル)では共同経営者に名を連ね、ソングライターとしても活動。結婚後はオリジナルズの“Baby I'm For Real”などをマーヴィンと共作しているし、後にマーヴィンが歌う“Just To Keep You Satisfied”や、あの“God Is Love”もアンナとの共同作業で生まれた曲だったのだ。

 一方、73年にスタジオで出会い、愛人関係から始まった2番目の妻、ジャンことジャニス・ハンターは、逆にマーヴィンより17歳下。ジャイヴ音楽の巨匠スリム・ゲイラードの娘でもある彼女との間には、74年に長女ノーナ、75年に長男フランキーを儲けている。うち、ノーナは92年に歌手デビューし、プリンスとの仕事を経て、近年は女優として映画「マトリックス リローデッド」「ゴスペル」などに出演。結局いずれの妻とも離婚したマーヴィンだが、その間に残した作品や子供たちも、彼のかけがえのない遺産なのである。

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