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特集

凛として時雨 -第二回(2)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2009年05月14日 16:00

更新: 2009年05月14日 17:43

文/土田 真弓

■Hysteric phase show

――続いて2曲目の“Hysteric phase show”ですが、この曲に関しては攻撃的なベースが印象的で。

345 えーと、攻撃的でしたっけ(頭を両手で押さえて思い出す仕草)?

TK 間奏が歪んでるからじゃない?

――それは345さんが意図して歪ませたもの?

345 そこは、TKと相談しつつ決めたりしてます。

TK レコーディングのときは歪ませてないのに、マスタリングのときに歪んじゃってた、みたいなこともあるんですけど……ドラムも(笑)。

――(笑)。TKさんとしては、ここはベースで攻撃的な感じを出したかった?

TK そうですね。間奏部分のベースのフレーズは、何年か前に作った曲の一部分だったんですけど、すごくカッコよかったんで、その部分をそのまま持ってきたんです。結構ベースを出したいなって思ってたんで、最初に歪んでないものを試して、そのあと歪ませるとどうなるかとか、いろいろやってみましたね。まあ、それはどこのパートでもそうですけど。歌に関してもそうですし。この曲は、ほぼ完成されたデモを二人に渡したんで、意外と、僕が作ったものからほとんど動かさなかったですね。

――先ほどおっしゃってた、ヴォーカルの使い分けもこの曲には出てますよね。

TK 出てますね。僕がデモを持っていくときって、歌を入れてたり、入れてなかったりとまちまちなんですけど、この曲に関しては、珍しく歌詞まで入った状態で渡していて。

――ほかにもヴォーカルの使い分け的な曲ってわりとあったりしますよね。

TK そうですね。“ハカイヨノユメ”とかもそうですね。

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