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特集

60年代マーヴィンの好リサイクルを一部紹介 その2

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2009年05月07日 11:00

更新: 2009年05月07日 17:31

ソース: 『bounce』 308号(2009/3/25)

文/出嶌 孝次

METHOD MAN 『Tical』 Def Jam(1994)
オリジナルの“All I Need”にマーヴィン&タミーの“You're All I Need To Get By”を加味したリミックス=“You're All I Need/I'll Be There For You”が大ヒット。原曲のデュエット世界に倣ってメアリーJ・ブライジにフックを歌わせたP・ディディの慧眼に乾杯!

FAT JOE 『All Or Nothing』 Terror Squad/Atlantic(2005)
50セントとの抗争などで注目を集めた作品だが、“Ain't No Mountain High Enough”におけるマーヴィンの歌い出しをループした“Listen Baby”の美味なる展開はスルー厳禁。ここで可憐な歌を聴かせるマションダは離婚調停中だけど……。

AMY WINEHOUSE 『Back To Black』 Island(2006)
マーヴィン&タミー“Ain't No Mountain High Enough”のワクワク感に溢れたイントロをループして、恋人との惨めな別れを歌う“Tears Dry On Their Own”。〈愛の前に困難なんてない〉と燃える原曲との落差でニヤリとさせる演出が素晴らしい。

CHERYL LYNN 『Got To Be Real: The Best Of Cheryl Lynn』 Columbia 
マーヴィン&タミーの曲はディアンジェロ&エリカ・バドゥやココ&タイリースらの名演を生んでいる。なかでも最高なのはこのシェリルとルーサー・ヴァンドロスによる“If This World Were Mine”の正統派カヴァーだろう。

椎名林檎 『唄ひ手冥利 ~其ノ壱~』 EMI Music Japan(2002)
多様な楽曲を取り上げて話題となったカヴァー・アルバムだが、ここでの注目は兄の純平とデュエットしたマーヴィン&タミーの“The Onion Song”。そこを狙ってくる選曲の妙は彼女らしい(?)が、奇を衒わない作りに好感が持てる。

TOWER OF POWER 『Great American Soulbook』 TOP(2009)
ベイエリアの大御所バンドによるソウルの名曲カヴァー集。よくある企画盤ではあるものの、ジョス・ストーンを迎えてマーヴィン&キム/タミーそれぞれのクラシックを取り上げているからには、注目しないわけにはいかないでしょ!

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