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特集

YOU, JUST LIKE HEAVEN 耳で聴いたピープル・トゥリー(2)

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2009年02月26日 11:00

更新: 2009年02月26日 16:27

ソース: 『bounce』 304号(2008/10/25)

文/柴田 かずえ、田中 幹也、宮原 亜矢、山西 絵美

NEW ORDER
『Movement』
Factory/London(1981)
本作の冒頭曲“Dreams Never End”で、“Inbetween Days”のベースラインをまんま拝借した彼ら。もちろんロバートが黙っているわけもなく、モロにニュー・オーダーな“Cut Here”で仕返し(!?)。一枚上手ね!
(山西)

JOHN LENNON
『John Lennon / Plastic Ono Band』
Apple/Capitol(1970)
チャリティー目的のトリビュート盤『Make Some Noise』でキュアーが“Love”をカヴァーしたのは意外だったが、実は彼らってピュアで切ない無償のラヴソングを結構歌ってるんだよな~。ロバート・スミスの詞世界に見え隠れするフェミニズムには、ジョンの提唱した人間愛の精神が影響しているのかも!?
(田中)

MARILYN MANSON
『Lest We Forget:The Best Of』
Interscope 
元ジャーナリストという経歴もあって、幅広い音楽を愛する彼ではあるが、特にキュアーは特別な存在! トリビュート・ライヴ〈MTV Icon〉では、他を押しのけてホスト役を奪い取るほどの親愛ぶりを見せ、キュアー・チルドレンの筆頭であること誇示した!
(宮原)

DAVID BOWIE
『Low』
RCA(1977)
〈ボウイは『Low』を出した後に死ねば良かったんだ〉というロバートの過激な発言はよく知られているが、それは深い愛情の裏返し。彼はかつてボウイの大ファンであったことを認めている……って、そりゃそうだ。あのメイクにダークで耽美的な世界観はモロにボウイの影響でしょ! 97年の御本尊50歳記念コンサートでは笑顔で共演を果たし、一件落着。
(田中)


EARL SLICK
『Zig Zag』
Saunctuary(2003)
ジョン・レノン『Double Fantasy』や、キュアーもカヴァーしているデヴィッド・ボウイの“Young Americans”でギターを弾いていた、いわば憧れの人のソロ作にゲスト参加したロバート君。いつも以上に声が上ずっているのは、緊張したせいかな?
(山西)


『サウスパーク VOL.3』
ワーナー・ホーム・ビデオ 
クリエイターのトレイ・パーカーがキュアー好きだったことから、この人気アニメにロバートが本人役で登場(BUT途中でモスラに変身……ってバカにしてる?)。それに触発されたか、マリリン・マンソンやコーンら子供たちも続々とサウスパーク・デビューしております!
(山西)

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