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特集

COMA-CHI × サイプレス上野とロベルト吉野

 希代のエンターテイナーにしてヒップホップの未来を担うラッパー、サイプレス上野の超人気連載(マジ)は、2009年もユル~く突っ走ります!……ってなわけで、年明け早々から5週に渡ってお届けするスペシャル対談。日本語ラップ・シーンの伝説系アーティストをゲストに迎え、ガチな五番勝負を繰り広げております。その最終週に登場するのは、客演仕事にもひっぱりだこの実力派フィメール・ラッパー/シンガー、COMA-CHI。長い付き合いを通じて固い絆で結ばれた3人だけに、トークはもう……グダグダです!?

――3人の交流はいつから?

COMA-CHI 横浜の大桟橋付近の……。

サイプレス上野(MC:以下、上野) ラブホテル。

COMA-CHI (笑)いきなりラブホテル行っちゃったみたいな。それやりすぎだろ(笑)。ホントはなんだっけ?

上野 (ラップ以前にCOMA-CHIが)歌ってるときたぶん、俺、観てんだよね。

COMA-CHI マジっすか? ……あ、そうだよ!  いたいた、楽屋に。まだ女子高生で、クラブに行ってたときだ。

――それは横浜のイヴェント?

上野 そうですね。7年前ぐらいか。あの頃は全然客いなかったよね。

COMA-CHI マジひどかった。1人とか2人とかもあったよね。よくあそこで歌ってたよ。

上野 まあ、それがあるとないとでは違うから。でも、昔のこと全然思い出せねえな。とりあえず俺んちに泊まりに来たとかそういう話はあるんだけど。

COMA-CHI 朝起きたら上ちょの家で寝てたっていう。

ロベルト吉野(DJ:以下、吉野) たぶん、(お互い)ちゃんと面識もったのは〈FUNKY FIESTA〉とかですよ。

上野 そこら辺か。俺たちの楽屋が酒浸しでひどかったっていう。酒は零れてるし寝てる奴とかもいて、俺、最後はICE BAHNに台車で運ばれましたもん(笑)。で、そのまんまTARO(SOUL)が運転する車のなかで「COMA-CHI、俺んち泊まればいいよ」っていう意味不明なノリで。

COMA-CHI 戸塚まで行ったってことだね。“Dear Mama”でも有名なアキコ(上野の母)が「これしかないんだけど」って餅を焼いてくれて。

上野 過剰な接待 aka おせっかいを発揮して。そこで俺はAYUSE KOZUEの“Boyfriend”を「好きなんだ」って言いながらずーっとループしてかけてた(笑)。吉野もCOMA-CHIと一緒にプラネタリウムいった仲じゃん。

COMA-CHI (笑)何気に遊んだね。ウチの前のライヴDJとロベさんが家近くて。朝方ロベさんが「ウチ来れば?」って言うから行ったら寝てて、全然起きないからお母さんに言ったら、「こんな朝から誰ですか?」みたいな顔してて(笑)。

吉野 実際、あのときのCOMA-CHIのヴァイブスにビビった。DJやってたら勝手にフリースタイルおっぱじまって、結構長くやってたよね。

COMA-CHI あー、やってたやってた。あん時はフリースタイル馬鹿の時代ですからね。

上野 俺たち2人がよく家に呼ぶっていうのが判明しましたね(笑)。戸塚に呼んで(自分は外に)出たくないみたいな(笑)。

――それがいつ頃の話?

COMA-CHI 3、4年前。

――というか、一向に音楽の話が出てきそうにないね。そういう話したことないのかな? やっぱり。

COMA-CHI あんまりない。恋愛の話しかしない(笑)。

上野 悩み相談とかね。昔つきあってた某氏との話とか……これ、絶対記事にできねえよ(笑)。

COMA-CHI (笑)そんなこともあったね。

上野 くすぶってた時期だからね。そういう話しかない。

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2009年02月05日 15:00

更新: 2009年02月05日 18:00

文/一ノ木裕之

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