SOUNDTRACK
本編を凌ぐ存在感!
ここではスクリーンを彩った素敵なサントラをご紹介。もちろんどれも音楽単体で楽しめるものばかり。未チェックの方、いまからでも遅くないですよ!
THE ROLLING STONES 『Shine A Light』 Interscope
2006年のNYでのライヴ風景を捉えた、巨匠マーティン・スコセッシによるドキュメンタリー映画のサントラ。というより、完全に〈最新ライヴ盤〉としてヒットを記録。しかも新たな定番となり得る極上の内容だった。
(北爪)
『Control』 Warner Bros.
イアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)の伝記映画のサントラ。デヴィッド・ボウイなどイアンのお気に入り曲から、キラーズら子供たちによるカヴァーまで、彼を巡る音楽地図が俯瞰できる内容に。また、ニュー・オーダーの新曲も話題となった。
(白神)
『I'm Not There』 Columbia
6人の俳優がボブ・ディランを演じた異色の伝記映画のサントラには、ジャック・ジョンソン、ヨ・ラ・テンゴ、ソニック・ユースなど凄すぎるメンツが集結。それぞれの解釈によるディラン・カヴァーを繰り広げ、企画盤としても楽しまれた。
(北爪)
『Sex And The City』 Decca
ジェニファー・ハドソンの出演でも注目された映画のサントラには、そのジェニファーの60'sモードな曲やファーギーの新曲を収録。他にも、エステルやバード・アンド・ザ・ビーなど、シーン全体のムードがうっすらと伝わってくる良質な出来だった。
(山西)
『My Blueberry Nights』 Blue Note
ウォン・カーウァイ監督がノラ・ジョーンズを主演に抜擢した映画のサントラ。そのノラが書き下ろした“The Story”はすこぶる名曲に。また映画音楽界でも重鎮的な存在となったライ・クーダーによるスコアも好評を博した。
(北爪)
『Step Up 2 The Streets』 Atlantic
フロウ・ライダー“Low”をどこよりも早く収めたほか、ミッシー・エリオットやチェリッシュの新曲もブチ込んだ贅沢品。流石はダンス映画のサントラ、アゲ度高めなパーティー盤として重宝され、日本では興行に見合わぬ大ヒットを記録した。
(山西)
『グーグーだって猫である』 daisyworld discs
細野晴臣が音楽を担当したことでも話題となった映画だが、サントラには青柳拓次、コシミハル、高田蓮など洒脱なアーティストたちが大挙。細野と小泉今日子による夢のデュエット“Good Good”にウットリさせられた人も多いのでは?
(北爪)
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