クンビア・クイアーズがおじゃまします!
いわゆる電気モノじゃないんですが、ここでスペースを借りておきたいのがクンビア・クイアーズなるバンド。このたび日本盤化された2007年のアルバム『Kumbia Nena!』は、資料によると〈クンビア版スリッツ、または裏CSS?〉とのことですけど、ひっくり返してもCSSにはなりません。彼女らは主にパンク・バンド出身だというアルゼンチンの5人組で、アルバムではマドンナやラモーンズ、ブラック・サバスなんかをペカペカ楽しくクンビア・カヴァー。気安い感じがファニーです。親しみやすい本作から電気に向かうか、電気を入り口にこのパンキッシュな脱力にハマるのか、あなたはどっち?
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