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ディスクガイド その1

KUBOTA TAKESHI 『NEO CLASSICS 2』 tearbridge 
バイリ・ファンキからクンビアまで、南米ビート発掘の活発化は留まることを知らないが、本盤はまったく独自の視点から提案されたラテン気分。スカ、カリプソ、マンボまで投入した元祖オール・ミックスDJの名人芸だ。
(原田)

LUCIANO 『Fablic. 41』 Fablic 
一流DJへの登竜門的なシリーズにヴィラロボスと並ぶチリアン・テクノの巨人が登板。2008年アンセムのひとつ=ジョニー・Dの“Orbitalife”も投入した、この年を代表するオーガニック・パーカッシヴ・クリック桃源郷がここに。
(石田)

Masanori Ikeda 『New Balearic House』 flower 
未曾有の不景気下でスロウ・ライフの先行きは不透明だが、彼のスロウ・トランスは鮮烈だった。アンビエント~トランス回帰と、ディスコ空間の再検証を経たハイファイ志向がバレアリック・リヴァイバルと共振して導かれた一枚!
(原田)


SKREAM 『Rinse 02』 Rinse 
ディープ・ミニマルとの交配も目立った2008年のダブ・ステップだが、この若き帝王はシーンを支える海賊FM局からのミックス・シリーズに登場。自身のトラックを中心に、不穏さ&地下臭プンプンの音塊が煙のように立ち込める。
(石田)

STEVE AOKI 『Pillowface And His Airplane Chronicles』 Thrive 
ニュー・エレクトロはセレブとも関係が良好だったようだが、それを象徴したのが、スーパー・モデル、デヴォン・アオキの実兄である彼が手掛けた本ミックス盤。ロックとダンスのおいしいところを総どりだよ!
(青木)

TEDDY DOUGLAS & DJ SPEN 『Mix The Vibe』 Nite Grooves/King Street 
15周年ということで各メーカーから企画盤が出まくったキング・ストリートですが、やっぱり本家のこのシリーズがいちばんでした。ベースメントボーイズ復活を思わせる黒光りハウス・ミックス。
(櫻井)

TOHRU TAKAHASHI 『GODFATHER 10th anniversary vol.1 -deathcovery mix』 時空/ラストラム 
オリジナル・ディスコ時代から活動する不良DJによる、最新クリック~ミニマル集。DJ WADAとの共演など、ディスコ再訪からミニマル最前線へのモード転換を表す事件!?
(原田)

『申し訳ないとフロム赤坂 "URBAN MIX"』 ポニーキャニオン 
J-Popをフロアから解釈する〈申し訳ないと〉がミックスCDを出すのも、J-Pop界に地殻変動が起こった年ならでは。こちらはミッツィー申し訳&宇多丸盤で、ミッツィーと掟ポルシェの〈アイドルMIX〉も楽しい。
(出嶌)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2008年12月25日 10:00

更新: 2008年12月25日 17:50

ソース: 『bounce』 306号(2008/12/25)

文/bounce編集部

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