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特集

HOUSE/TECHNO(2)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2008年12月25日 10:00

更新: 2008年12月25日 17:50

ソース: 『bounce』 306号(2008/12/25)

文/bounce編集部

QUIET VILLAGE 『Silent Movie』 !K7 
最強のキラー“Grindhouse”(ダブファイアのリミックス)で2008年もクリック界を震撼させたレディオ・スレイヴことマット・エドワーズだが、この別働隊ではエキゾティックかつネオ・バレアリックなチルアウトぶりで引き出しの多さと懐の深さを披露した。
(石田)

ARCTIC HOSPITAL 『Neon Veils』 Lantern 
美しいメロディーが押しつけがましくなく響く、エレクトロニカ発テクノ~クリック行きの金字塔。もともとはマイアミのIDM名門ブランド、マーク傘下のレーベルから登場したユニットだけに、作り込まれたサウンドの緻密さと音像の凝り具合もスゴかった。
(石田)

SONNY J 『Disastro』 Stateside 
ファンキーでソウルフルなネタ感を全面に打ち出したシングル“Can't Stop Movin'”が話題になり、このアルバムも大ヒット! 天真爛漫な明るさにサイケ・ポップな面も見せて底抜けな楽しさ満載。これぞファットボーイ・スリムの正しき後継者ですな。
(池田)

LEILA 『Blood, Looms And Blooms』 Warp 
癒し系の気持ち良さばかりがウケるエレクトロニカ・シーンに喝を入れるかのようだった、毒の効いた復活作。ズルズルと引き込んでいく摩訶不思議ちゃん的な世界観は熟成され、ビートルズ〈ノルウェイの森〉の歪みまくったカヴァーも秀逸。イヤじゃない気持ち悪さに乾杯。
(池田)

RICARDO VILLALOBOS 『Vasco』 Perlon 
〈WIRE〉の大トリで唯我独尊ぶりを炸裂させ、自身のレーベルからは中毒必至の子供コーラスを用いて強力なアンセム“Enfants”も放った天才は、古巣からも久々にリリース。4曲で70分超え、いつ終わるとも知れぬ地獄&極楽クリック底なし沼に溺死者多数。
(石田)

RASMUS FABER 『Where We Belong』 Farplane 
日本でも大人気のスウェディッシュ・ハウサーのこれが正式なファースト・アルバム。乙女ハウス・ブームに気を使ったのか、全曲にヴォーカルを配しております。滑らかで美しいメロディーはフロアのみならず日常生活に溶け込む癒し効果も。
(池田)

DEADMAU5 『Random Album Title』 Ministry Of Sound 
デッドマウスのサウンドの伝染力は前年からハンパなかった。ジャンル関係ナシにいろんなDJがかけまくってたし……そのへんの境界線が見えなくなってきた昨今の傾向は2009年に入ってもさらに進むだろうから、彼やその周辺の動きには注目しておくべき!
(池田)

TORTURED SOUL 『Did You Miss Me』 Tortured Soul 
ジャイルス・ピーターソンも絶賛する(常套句!?)3人組。ジャミロクワイをよりスムース・メロウにしたようなこの新作にも良曲が目白押しで、ディスコやラテン・テイストも巧くこなしている。アシッド・ジャズ~UKソウルの最新型にしてコンサバ系の急先鋒だ。
(池田)

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