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bounceが選ぶ、2008年の50枚(4)

カテゴリ : スペシャル

掲載: 2008年12月25日 10:00

更新: 2008年12月25日 17:50

ソース: 『bounce』 306号(2008/12/25)

文/bounce編集部

31.Saori@destiny 『JAPANESE CHAOS』 D-topia 
顔や雰囲気だけを見て、この手の作品はねえ……という輩も多いけど、ボトムがここまで太いエレキュート系もそうないはずだょ。“My Way”や“ヒカリ・シンドローム”での言葉の佇まいなどは先達が失ってしまった闇(病み)に溢れていて美しい。聴けばわかるんだけど。
(出嶌)


32.BENGA 『Diary Of An Afro Warrior』 Tempa 
かつてのドラムンベースと同様に、ダブ・ステップも白い方向へ向かうのかも……とか思ってたら、別格のドス黒さを発散する本作に土下座&放心。日本の現場にも着火していよいよ次のステップに入ったシーンに、この底の見えないブラックネスがどう響くか。
(出嶌)

33.MGMT 『Oracular Spectacular』 Columbia 
UKから人気に火が点き、大ブレイクを果たしたNY発のサイケ・ロック・バンド。フワ~っとした空気のなかで、いなたいフォークや電子アフロビート、エレポップなどなどが展開する。新しいけどなんか古めかしい、そんな感覚を生むオリジナルなセンスが新世代的かと。
(加藤)

34.DJ BAKU 『DHARMA DANCE』 POPGROUP 
何でもありの無法地帯と化した、いま世界でもっともカオティックでホットで危険な東京の地下音楽シーンをギュギュッと詰め込んだゴッタ煮ブレイクビーツ盤。生バンドを従えてハードコア~ロック度を倍増させたリリース・パーティーも鮮烈極まりなかった。
(山西)

35.GHISLAIN POIRIER 『No Ground Under』 Ninja Tune 
デジタル・ダンスホールを標榜してカナダの奇才が大化け。その言葉が現象化するには至らなかったものの、このグライムホール・ソカ・エレクトロ・ダブ・ファンキが2008年を彩ったさまざまな記号のド真ん中に位置していたことは聴けばわかるよ。
(出嶌)

36.SAM SPARRO 『Sam Sparro』 Island 
LA在住のオネエ様ながらUKから人気に火が点き、デビュー曲“Black And White”も全英2位を記録。ニューレイヴ/ニュー・エレクトロ熱を通過した2008年だからこそ生まれ得た、サム流ホワイト・コズミック・エレクトリック・ファニー・ファンクはいまが食べ頃!
(山西)

37.THE MARS VOLTA 『The Bedlam In Goliath』 Universal 
大多数は完全に置いてかれる宇宙規模のプログレぶりを誇る彼らだが、今回は長尺曲がほぼないし、オマーの脳内を少しは共有できる?と思ったら大間違い! そのぶん詰め込まれた情報/熱量はハンパなく、やはり未踏のエリアを広げた形に。
(加藤)

38.QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNO 『Death Of The Revolution』 Tru Thoughts 
躍進を続けるトゥルー・ソーツを設立当初から支えてきた男の新名義。彼もまた多様化していくレーベルと歩調を合わせるようにしてコロンビアに移住し、新機軸を披露。レーベル共々どこまで手を広げる気?
(山西)

39.METRONOMY 『Nights Out』 Because 
ケイト・ナッシュらのリミックスで名を上げた3人組の、長らく待望視されていた初作。で、ニュー・エキセントリックどころの騒ぎじゃないエキセントリックなヘナチョコ・シンセ・ディスコ・ポップに、巷のダンス・ロック~エレクトロ勢は一同腰砕けでした。
(山西)

40.EMI MARIA 『A Ballad Of My Own』 KSR 
DJ KOMORIが発表した国産オンリーのミックスにも顕著なように、和モノR&Bの質が一段と高まった2008年。なかでも突出していたのが、トラックメイクも自身で行う彼女の初アルバムだ。90'sの歌謡R&Bとはまったく異なるセンスの良さに、新世代の息吹を感じた!
(山西)

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