OH BABY DO YOU WANNA DANCE?
みんなに愛され、カヴァーされ続けるビーチ・ボーイズが生んだ珠玉のポップ・ナンバー!
1. THE JESUS AND MARRY CHAIN 『Barbed Wire Kisses B-Sides And More』 Blanco Y Negro
USへの憧れを抱きながら“Surfin' U.S.A.”を披露。が、どうしたってフィードバック・ノイズの吹き荒れるダークな出来になってしまうのが微笑ましい。
2. 川上つよしと彼のムードメイカーズ 『moodmakers' mood』 JUSTA/cutting edge(2003)
捉えどころのないメロを持つ“Pet Sounds”を、ひねくれロックステディに調理した彼ら。密林の奥から静かにベース音が聴こえてくるような凝ったイントロにゾワ~!
3. YO LA TENGO 『I Can Hear The Heart Beating As One』 Matador(1997)
2003年作『Summer Sun』も御大への愛で溢れ返っていたが、本作では“Little Honda”をカヴァーしてよりダイレクトにラヴコール。甘~いコーラスに耳を奪われる逸品だ。
4. NANCY SINATRA 『California Girl』 Buena Vista
カリフォルニアを舞台にした楽曲から成るこの編集盤では、新録の表題曲にてブライアンのコーラス参加が実現。そういえば、ブライアンはかつて父上に“Still I Dream Of It”なんて曲を捧げてましたね。
5. DOOPEES 『DOOPEE TIME』 ASL Reserch Servce/フォーライフ(1995)
キャロライン・ノヴァックなる少女を主人公にした本作のラストは、やっぱり“Caloline No”! ヤン富田が細部にまでこだわって作ったドリーミーなポップ曲……なのに、最後の不敵な笑い声が不安感を煽りまくり!!
6. SONIC YOUTH 『Goo -Deluxe Edition』 DGC/Geffen
2005年発表のデラックス・エディション盤に、“I Know There's An Answer”を収録。J・マスシスを迎えて、答えの見つからなさそうなノイズまみれのローファイ・サウンドを大展開!
7. LIZZ + The Cavemans 『Sugar Cane』 LD&K(2007)
癒しのナチュラル・ヴォイスで人気を博する女性シンガーは“Kokomo”をチョイス。バックのスマートな演奏もハマッてるし、子どものコーラスも激トロピカル!
8. JACKIE-O-MOTHERFUCKER 『Valley Of Fire』 Textile(2007)
フリー・フォーク界きっての人気即興音楽団が挑んだのは、“A Day In The Life Of A Tree”。フリー(キー)かつサイケなカッコイイ仕上がりだけど、原曲の面影が見当たらないよ……。