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特集

DISCOGRAPHIC LEE "SCRATCH" PERRY

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2008年06月19日 11:00

更新: 2008年06月19日 17:00

ソース: 『bounce』 299号(2008/5/25)

文/大石 始、山西 絵美

リー・ペリーを知るための12枚

LEE "SCRATCH" PERRY
『Chicken Scratch』
 Heartbeat
「定本 リー“スクラッチ”ペリー」によると、コクソン・ドッドのオーディションでリーが歌った曲は“Chicken Scratch”だったとか。自身のあだ名の由来となる同曲も収録したこの初期音源集では、スカタライツを従えてリズム&ブルース趣味全開の歌を披露。
(大石)

THE UPSETTERS
『Return To Django』
 Trojan(1970)
表題曲がUKで大ヒットを記録したアルバム。スキンヘッズにも愛されたファンクネス溢れる演奏には、そこかしこにルードな雰囲気が。前年にリリースされた『The Upsetter』と共に、オルガン・ファンク/スキンヘッズ・レゲエの名曲盛りだくさんの必聴盤だ。
(大石)

THE UPSETTERS
『14 Dub Blackboad Jungle』
 Clocktower/Auralux(1973)
ダブ史最初期の名盤『Blackboad Jungle Dub』(73年)にブラック・アーク録音曲を追加したマスターピース。サイレンの口真似を乗せた“Drum Rock”や密林の精霊を呼び覚ますかの如き“Black Panta”は奇跡の仕上がりだ。ベースの鳴りがすでに異常。
(大石)

THE UPSETTERS
『Super Ape』
 Island(1976)
超名盤にして、リーの創造性/異常性/先鋭性が見事に結実した傑作。マックス・ロメオらが歌った有名曲の元オケに、ボヤキやコーラス、ホーンなどをプラス。そのバランスの良さやアイデアの豊富さは芸術的と言うしかない。アイランドから広く流通された代表作だ!
(大石)

THE UPSETTERS
『Return Of The Super Ape』
 Island(1978)
スリムになって帰ってきた超類人猿。だが、『Super Ape』にあった緊張感は希薄で、楽しそうに音をイジったり歌ったりするリーがここにはいる。幽玄すぎて怖い“Bird In Hand”やブッ壊れたフリージャズみたいなタイトル・トラックの衝撃度はかなりのもの。
(大石)

LEE PERRY
『Roast Fish Collie Weed & Corn Bread』
 VP(1978)
〈Return Of~〉と同年リリースだが、こちらの作品には歌い手としての姿がくっきりと。自由気ままにノドを奮わせる御大の姿は、どこか微笑ましくもある。ただ、バックは結構過激。赤ん坊や牛の鳴き声も随所で響き、ボリス・ガーディナーのベースもウネりまくり。
(大石)

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