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特集

IT,S A PUNKY REGGAE PARTY!! UKロック界隈にも波及したリー・ペリーのサウンド・マジック!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2008年06月19日 11:00

更新: 2008年06月19日 17:00

ソース: 『bounce』 299号(2008/5/25)

文/山西 絵美

 比較的早い時期からUKでの人気を確固たるものにしたリー・ペリーは、同地のロック・シーンにも深く影響を与えているが、その道筋を遡るとジョージー・フェイムに出くわすことができるだろう。スウィンギン・ロンドン時代を代表するこの最高にイカしたオルガン奏者は、リコ・ロドリゲスとのセッションを引き合いに出すまでもなく大のジャマイカ音楽好きとして有名だ。で、そのフェイム信者たちがよりレゲエに振り切ることで、60年代末にスキンヘッド・レゲエ・ブームが巻き起こり、当時リーの作っていたオルガン・インストの数々が重宝されるようになったのである。

 さらに時が進むと、スキンズからも影響を受けまくっていた若きパンクスが、直接リーにアプローチ。ジュニア・マーヴィン“Police & Thieves”をカヴァーするも御大に酷評されたクラッシュは、それならば!と“Complete Control”のプロデュースを依頼し、ホンモノのリズムを伝授してもらった。この時の様子を遠くから眺めていたジョン・ライドンはセックス・ピストルズ解散後にアークを探訪し、一方フォールも後にリーのカヴァーを披露。以降、彼らを経由して多くのUKロッカーがリー・サウンドと邂逅し、例えば最近だとハード・ファイが御大の発言からバンド名を拝借していたりもしている(注釈:かつて自身の音を〈Hard-Fi〉と表現したそうだが、きっとリー本人はそんなこと忘れちゃってるんだろうな~)。

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