電気グルーヴ 電気グルーヴ 電気グルーヴの魅力──それは〈ハイセンスなナンセンス〉〈秩序あるアナーキー〉〈高貴なる下品〉といったアンビヴァレントな部分にあると思う。活動自体も、〈楽しい人気者〉路線を求められればシリアスに振れ、教祖的に崇め奉られれば悪フザケで逃げる。異才がみずからの本能と感性だけで、あえて空気を読むことを放棄して突き進んだ男の星座。それが電気道なのだ。 前の記事: 電気グルーヴ 次の記事: 電気グルーヴ(2) 特集 インタビュー 連載 カテゴリ : ピープルツリー 掲載: 2008年04月03日 11:00 更新: 2008年04月03日 16:44 ソース: 『bounce』 297号(2008/3/25) 文/石田 靖博