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カテゴリ : スペシャル

掲載: 2008年01月31日 13:00

更新: 2008年01月31日 17:27

ソース: 『bounce』 295号(2008/1/25)

文/bounce編集部

流れは徐々にルーツ回帰へ……

オルタナティヴなロックを鳴らしながら全米1位を獲得したモデスト・マウスや、ロックンロール回帰を謳った新興レーベル〈1965〉の活躍など、ルーツ回帰の気運が高まったロック界隈。しかし、これを〈シーン全体が保守的になっている〉と解釈するのはナンセンスだ。単純に聴く側も作る側も気持ちの良い音を追求した結果にすぎないのではないか。つまり〈古い音楽はダサイ〉とか、逆に〈古いからこそ良い〉とかいう考えとは別次元の話なのですよ。
(柴田)

CLAP YOUR HANDS SAY YEAH 『Some Loud Thunder』 Clap Your Hands Say Yeah
異端児サイケ・バンドが洗練度とヒネクレ度をアップさせた2作目。彼らの成功は〈インディーズであろうともコンスタントに楽曲を制作→発表できる環境が現代の音楽シーンには整っている〉ということを証明した。
(柴田)

BLUE KING BROWN 『Stand Up』 Roots Level
レゲエに根差したグルーヴでシーンを席巻中の彼らは、会場をハッピーに揺らした昨夏の〈サマソニ〉や、本作のダブ盤リリースなどさまざまな話題を提供してくれた。ナチュラルな歌声とキャッチーな楽曲は、ジャンルの枠を越えて高い評価を得ることに。
(柴田)

PETER BJORN AND JOHN 『Writer's Block』 Wichita
連日ラジオやTVを賑わせた〈口笛ソング〉こと“Young Folks”でブレイクした3人組。スウェーデン産らしい優しくも逞しいサウンドは、忘れかけていたポップネスをふたたびメインストリームへと押し上げることに成功。北欧家具の如く長く愛されるであろう逸品だ。
(柴田)

EARL GREYHOUND 『Soft Target』 Some
潔いほどに70's臭をまき散らす、レッド・ツェッペリン風味のソウルフルなバンド。ロックの三種の神器――弾丸ギター、ダイナミックなドラム、魅惑のヴォーカル――を装備して迫ってくるのだから、世界中の音楽ファンがひれ伏してしまったのも無理はない。
(柴田)

MODEST MOUSE 『We Were Dead Before The Ship Even Sank』 Epic
アート系のオルタナ・ロックといった趣で勝負に出た本作で、見事ビルボード1位を獲得。ルーツに帰依しながらもエッジーなギター・リフは忘れない。シンズをはじめUS産のインディー・ロックがもてはやされた2007年を象徴する一枚だ。
(柴田)

WILCO 『Sky Blue Sky』 Nonesuch
オルタナとカントリーを融合させた独自のアメリカーナで、確固たる地位を築いてきた彼ら。シーン全体がルーツ回帰に向かった2007年において、バンドの評価がさらに高まったことは必然的なことだろう。時流に乗ろうなんて策略とは無縁の、真摯に音楽と向き合う姿が眩しかった。
(柴田)

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