YOU SET MY HEART ON FIRE(2)
SUGABABES
『Change』 Universal(2007)
ティーンの憧れ度No.1を誇るUKの国民的グループ。デビュー時からポップスの最先端を提示していたが、本国初登場1位を記録したこの6作目でも、自作曲に加えてカイリー・ミノーグらのヒットを生んだキャシー・デニス、ダラス・オースティンらによる優れたヴァラエティー・ポップを満載している!
(池田)
ASHLEY TISDALE
『Headstrong』 Warner Bros./ワーナー(2007)
映画「High School Musical」から人気に火が点いて歌手デビュー。アーバン・テイスト全開で、ヒップホップやダンスホール、ウネるシンセのダンス・チューンまでクリスティーナ・ミリアンあたりの作品と同質の出来映えだ。このたびの日本デビューを機にさらなる話題を呼ぶこと必至。
(池田)
KRISTY FRANK
『Freedom』 Ruffnation/ZAIN(2007)
カワイイ容姿からは想像できないパワフルな歌声を持つ彼女の日本デビュー盤は、レッド・ツェッペリンやキッス作品に関与してきたエディ・クレイマーもプロデューサーに名を連ねる骨太な一枚。ダンサーである母親譲りのリズム感で、脂ギッシュなロック・チューンも軽快に乗りこなすわよ!
(山西)
EVA AVILA
『Somewhere Else』 Sony BMG Canada(2007)
〈カナディアン・アイドル〉の勝者が放ったデビュー作は、ロブ・ウェルズがプロデュース&シンディ・ローパーが楽曲提供するなど豪華絢爛。大半の曲がR&Bテイスト溢れる仕上がりだが、なかにはレゲトン風味のエロい飛び道具も!! いずれにせよ黒い歌唱がイカしてるわね!
(山西)
KELLY CLARKSON
『My December』 RCA(2007)
単なるポップ・シンガーでは片付けられない抜群の歌唱力は、歌モノ好きなら聴き逃し厳禁の逸品。この3作目では自分らしさを追求し、以前から好きだったソウルフルなロックに挑戦。感情を吐き出した激しく力強いナンバーから痛々しいほどの感傷曲まで、放たれる情感と歌声は圧倒的だ。
(池田)
ROBYN
『Robyn』 Konichiwa/Island/ユニバーサル(2007)
90年代に華々しくデビューするも、音楽業界に嫌気が差して第一線から退いていた彼女が、自主レーベルを立ち上げてふたたびシーンにコンニチハ! 舌ったらずなラップ&歌に映えるお下劣エレクトロ・ポップにカイリーも大興奮なご様子で、さっそく新作に招集してるわ!
(山西)
BRITT NICOLE
『Say It』 Sparrow(2007)
ステイシー・オリコやクリスタル・マイヤーズの例を挙げるまでもなく、CCM系のアーティストにもティーン向けのシンガーが多数いるわけで、なかでも今年最大の注目株は彼女でキマリしょ! ノー・ダウトやグリーンデイ好きという本人の嗜好が色濃く反映されたスパンキーなポップ・ロックに元気100倍!
(山西)
SPICE GIRLS
『Greatest Hits』 Virgin/EMI Music Japan(2007)
伝説のガールズ・グループがベスト盤の発表を皮切りに再始動! “Wannabe”他9曲の全英No.1ヒットを含む全15曲が収録されているのだが、そのうち2曲は何と新曲! 軽快な“Voodoo”とハーモニーが美しいバラード“Headline(Friendship Never Ends)”で大復活をアピール!
(池田)
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