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特集

フィニッシュ・メタルの歴史をいま一度おさらい!

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年10月04日 12:00

更新: 2007年10月04日 16:26

ソース: 『bounce』 291号(2007/9/25)

文/山口 コージー

 すべては81年に登場したハノイ・ロックスの成功から始まった。ストレートなロックンロールは世界中を興奮させ、フィンランド産ハード・ロックの元祖的な存在となる。そんなハノイの成功に触発されてシーンに現れたのが、フィニッシュ・メタルの礎を築いたタロットだ。レインボーやブラック・サバスの影響を受けた彼らの楽曲に、国民は狂喜乱舞! いまもヒーロー的な存在として崇められている。そして忘れちゃいけないのが、ギタリストのラーズ・エリック・マットソン! とりわけ90年作『No Surrender』での美旋律サウンドは、現在のシーンへと繋がる重要盤と言っていいだろう。現行シーンへの影響といえば、ゴシック・メタルの代表格=センテンストも要チェック。その分厚いサウンドの虜となったが最後、解散したいまも数多くの信者が彼らに魂を捧げているぞ。また、92年にフィンランド初のスラッシュ・メタル・バンド、ストーンが誕生したことも忘れがたい事件である。

 このように徐々に人気を獲得していったメタル・シーンだが、93年にその決定打としてストラトヴァリウスが2作目『Twilight Time』を投下。劇的なアレンジと壮大な詩世界、究極の様式美サウンドは、この特集で紹介されている多くのバンドの模範となっていることは疑う余地もない。昨今のフィニッシュ・メタル・ブームは先達の開拓あってのものなのだ!


タロットの86年作『The Spell Of Iron』(Flamingo/Bluelight)


ラーズ・エリック・マトソンの90年作『No Surrender』(Lion)


センテンストの91年作『Shadow Of The Past』(Trash)

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