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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年09月06日 11:00

更新: 2007年09月06日 17:12

ソース: 『bounce』 290号(2007/8/25)

文/久保田 泰平

THE DILLINGER ESCAPE PLAN 『Miss Machine』 Relapse(2004)
 90年代後半にカオティック・ハードコアの礎を築いた、ラウド・ミュージックの異端児=ディリンジャー・エスケイプ・プランの2作目。「21世紀のエクストリーム・ミュージックの未来を切り拓いた素晴らしいアーティストとして尊敬しています。その複雑怪奇なサウンドと圧倒的テクニックに裏付けられたライヴは圧巻で、その破壊的な衝動は〈カオス〉というに相応しいものですが、インテリジェンスを感じさせるセンスも大好きで、われわれも見習いたいところです」(ハジメ、キーボード)。「速くてかっこいい」(後藤まりこ)。「なんかスゴイ!」(小銭喜剛、ドラムス)。

嘉門達夫 『the best of kamon tatsuo』 ビクター (1991)
 コミック・ソングの帝王として知られるシンガー・ソングライター。代表作は〈替え唄メドレー〉シリーズ。「初めて聴いたとき、〈ちゃらり~鼻から牛乳~♪〉というフレーズは、バッハの〈トッカータとフーガ〉に歌をつけただけという次元を超えていたように思いました。嘉門達夫さんがやってきたことはふざけているとか、下品だとか言われていたりしたかもしれません。でも、すごくポップでわかりやすくて、音楽について何も知らなかった頃の僕の興味を惹いたわけで、それってすごいかもしれない!と今になって思います」(ハジメ)。「おもしろい」(後藤)。「すげえ!」(小銭)。

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