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特集

GUITAR AND ME! 変則チューニングを愛したギタリストたち!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2007年07月19日 11:00

更新: 2007年07月19日 17:43

ソース: 『bounce』 288号(2007/6/25)

文/桑原 シロー

 ジョニ・ミッチェルといえば、独特な変則チューニングによるギター奏法が有名。そういや以前、ライ・クーダーやジョニと同じイヴェントに出た布袋寅泰が、他の誰よりも不思議なギターを弾いてたジョニに釘付けになったっていう話をしていた。音楽家からしても、相当変なことをやってる人に映るのだろう。理論に従って、ではなく、あくまで自由な発想でユニークな音を追いかけるように弦のチューニングを変えていったジョニ。さて、このコラムでは、そんな変則的ギター・プレイヤーを紹介しよう。まずはポール・サイモン。彼の実験好きな性格はジョニと共通しているところだが、72年作『Paul Simon』ではそんな彼が工夫を凝らした技巧的ギター・ワークを確認することができる。お次は、ギターの正しい調弦を知らなかったハワイ原住民が、自分たちの歌に合わせて適当にチューニングしたことで生まれたというスラックキー・ギターのスタイル。ほら、ギャビー・パヒヌイの曲に感じる、あまりに自由な音楽への姿勢はジョニに通じてないか? そして、締めはソニック・ユースのサーストン・ムーア! 未知の不可思議な絵を描きたいという一心でヘンテコな調弦探しを追求した彼は、偏執狂的な変則チューニング主義者だ。スタイルは異なれど、いずれのアーティストも自由で素敵!


ギャビー・パヒヌイの75年作『The Gabby Pahinui Hawaiian Band Vol.1』(Panini)

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