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YOU ARE IN MY BLOOD LIKE HOLY WINE... 音楽と恋愛の達人、ジョニ・ミッチェルに愛され、彼女を支えてきた紳士たちを紹介!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2007年07月19日 11:00

更新: 2007年07月19日 17:43

ソース: 『bounce』 288号(2007/6/25)

文/山西 絵美

●DAVID CROSBY
68年作『Joni Mitchell』のプロデュースを担当した彼とジョニは、ほどなくして恋仲に! クロスビー・スティルス&ナッシュ結成後も互いの関係はホットだったようで、彼女の“Woodstock”“The Circle Game”をバンドでカヴァーしているほか、71年に発表された初ソロ作では2曲に渡ってジョニのコーラスを起用。なお、ジョニはグレアム・ナッシュとも関係を持っていたとか。強烈!


●LEONARD COHEN
クロスビー・スティルス&ナッシュ周辺との関係が冷めた後、ジョニはかねてからファンだったというレナード・コーエンに急接近! 残念ながら2人の直接的なカラミを音盤で確認することはできないが、レナードの母親に2人揃って挨拶に行った日のことを、数年後に彼女は『Miles of Aisles』収録の“Rainy Night House”を通じてしみじみと回想している。


●JAMES TAYLOR
71年作『Blue』にギタリストとして参加したのをきっかけに、彼はジョニとお付き合いを開始。男回りの激しかったジョニだけど、この間柄は比較的長く続いたようだ。70年代半ばまでのジョニ作品に彼はたびたび顔を覗かせているが、ジョニも〈Mud Slide Slim〉でヒット曲“You've Got A Friend”をはじめとする計3曲のコーラスを担当。ついでに、キャロル・キングの『Tapestry』(71年リリース)には2人仲良く参加してるよ!

●JACO PASTORIUS
〈フォーク期〉に別れを告げ、それまでの男関係を一掃したジョニが新たに恋した相手こそ、ソロ・デビュー間もないフュージョン界の伊達男だった。『Hejira』には数曲しか参加していなかったジャコだが、『Don Juan's Reckless Daughter』では全曲でお馴染みのトリッキーなベースを披露。この頃のジョニのサウンドは、ジャコからの影響がモロに反映されていて微笑ましいですね。


●CHARLES MINGUS
ふくよかなプレイと肉体を誇ったジャズ界屈指のベーシスト。才能発掘力にも長けていた彼は、共通の知人を通じてジョニの存在を知り、その歌声に魅了されたという。ちょうどその頃ジャズに傾倒しまくっていた彼女は、喜んで彼と共同でアルバム制作を開始するも、途中ミンガスは他界し、結果79年作『Mingus』は追悼盤になってしまった。〈新人のジャズ・シンガー〉としてジョニがこんなにも初々しい歌唱を披露できたのは、御大の存在あってこそだ!


●PAT METHENEY
ジョニの〈ジャズ期〉の集大成ともいえる名ライヴ盤『Shadows And Light』でガッチリとバックを支えたのが、ゲイリー・バートンのもとを離れて自身の率いるグループを成功させたばかりのパット・メセニー(とそのグループに在籍していたライル・メイズ)。“In France They Kiss On Main Street”で聴けるギター・ソロが危険!


●LIONEL RICHIE
ソロに転身した82年に、彼はジョニと“You Dream Flat Tires”で力強いデュエットを披露。同曲が収められた『Wild Things Run Fast』はこれまでのジョニ作品にはないほどポップス色濃厚な一枚だが、それにしたってリチ男の放つアーバンな香りがジョニの新たな一面を明確に開示してくれた事実は疑う余地ナシ。


ライオネル・リッチーの82年作『Lionel Richie』(Motown)

●LARRY KLEIN
ジャコに続く新たなパートナーは、13歳下のラリー・クライン(またもやベーシスト!)。出会ってすぐの82年に2人は結婚し、離婚する90年代半ばまでのジョニ作品を全面的にバックアップ! その後は、プロデューサーとしてマデリン・ペルーやティル・ブレナーをヒットに導いた。ちなみに、ジョニとはいまでも良いお友達なんだとか。


●BILLY IDOL
ウィリー・ネルソンやピーター・ガブリエルなど、精力的に男性シンガーとのデュエットに挑んだ88年作『Chalk Mark In A Rain Storm』においても、とりわけ異色だったのが彼との“Dancin' Clown”!


ビリー・アイドルの82年作『Billy Idol』(Chrysalis)


●SEAL
『Turbulent Indigo』でJBナンバーをいっしょに歌ってもらったお礼に、今度は彼のセカンド・アルバム『Seal』でデュエット曲“If I Could”を披露。これがあれこれ勘ぐっちゃうくらいドラマティックでいい出来なのよ!!

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