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特集

WAKING ASHLAND 5月27日(日)東京・渋谷CLUB QUATTRO

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年07月05日 14:00

更新: 2008年05月20日 12:10

ソース: 『bounce』 288号(2007/6/25)

文/山口 智男


 ウェイキング・アッシュランドの今回の来日公演は〈脱ピアノ・エモ〉をアピールする意味合いもあったに違いない。ときおり聴かせたレイドバックしたプレイの賛否はさておき、そんな挑戦自体は大いに認めよう。ただ新作『The Wall』において彼らが掲げ、ほぼ成し遂げた〈脱ピアノ・エモ→普遍のロック〉というテーマがステージに反映されるには、もうちょっとライヴの回数を重ねる必要がありそうだ。この日1曲1曲の良さに反して、大きなうねりを作り出せない彼らに歯痒い思いをさせられたいちばんの理由は、たぶんそれだろう。しかし、情感たっぷりに歌い上げた“Hands On Deck”他2曲のバラードが作るエモーショナルな熱い波を、アンコールまで取っておいたアンセム“I Am For You”に繋げた終盤はあまりにも見事だった。その鮮やかさは、中盤までの煮え切らなさを打ち消すだけのインパクトを持っていたのだった!

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