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FALL OF TROY

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年07月05日 14:00

更新: 2008年05月20日 12:10

ソース: 『bounce』 288号(2007/6/25)

文/塀戸門家


 独自のセンスと先見の明で、コヒード・アンド・カンブリアやアーマー・フォー・スリープ、サーカ・サヴァイヴなどを輩出し、時代の一歩先を行くインディー・レーベルとなったイコール・ヴィジョンからフォール・オブ・トロイの新作『Manipulator』が到着した。グランジの聖地=シアトルで育ち、オルタナやハードコア、メタル、エモなどを自由に吸収してきた21歳の3人組が奏でるそのサウンドは、常にアット・ザ・ドライヴ・インやディリンジャー・エスケイプ・プランなどと比較されてきた。2006年作『Doppelganger』で聴かせてくれた、色気溢れる歌と鳥獣系の絶叫とのコントラストはそのままに、本作ではソウルフルな歌い回しや、カントリー/ブルース調の楽曲なども積極的に採り入れて、そのすべてを嫌味なく自分たちの持ち味に消化することに成功! 知性と感情が複雑に入り乱れたそのカオティック・サウンドは、まるで万華鏡のような煌めきを放ちながら、ますますボーダレスに加速していく。デフトーンズの前座を務め、全米をツアー中ということからも、彼らがどれだけ大きな期待を寄せられている存在かがわかるハズだ。

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