こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

特集

DISCOGRAPHIC OZZY OSBOURNE(2)

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2007年06月21日 11:00

更新: 2007年06月21日 17:38

ソース: 『bounce』 287号(2007/5/25)

文/粟野 竜二、北爪 啓之

OZZY OSBOURNE 『Blizzard Of Ozz』
Epic(1980)
ブラック・サバス脱退後、運命のパートナーと言えるランディ・ローズをギタリストに迎えて完成させた記念すべきソロ第1弾。オジーの血みどろヴォーカルとランディのメロディアスなギターが劇的なケミストリーを生んだ名盤で、ハード・ロックのお手本的な一枚だ。
(粟野)

OZZY OSBOURNE 『Diary Of A Madman』
Epic(1981)
前作で一躍注目を浴びたランディの人気を決定付けた一枚。ジャケでのノリノリなオジーと表題曲での絶妙なコンビネーションが象徴するように、最高タッグの快進撃は止まらないかに見えたが、今作を最後にランディは飛行機事故で他界してしまう。
(粟野)

OZZY OSBOURNE 『Bark At The Moon』
Epic(1983)
サバスのカヴァーで構成されたライヴ盤『Speak Of The Devil』を挟んでの3作目。あえてランディとはまったく異なる個性を持ったジェイクE・リーを迎えたことで、起死回生の一枚となった。ちなみに、狼男に扮装したジャケの製作費はまさかの約1,500万円超え!
(粟野)

OZZY OSBOURNE 『The Ultimate Sin』
Epic(1986)
ジェイクを迎えての第2弾で、彼のギターが前面に押し出された一枚。様式美ムードが後退し、当時のメインストリームであったアメリカン・メタル色濃厚な仕上がりにランディ時代のファンは戸惑いを隠せないようだが、全体的に完成度が高く、秀逸な楽曲が揃っている。
(粟野)

OZZY OSBOURNE 『No More Tears』
Epic(1991)
ザック・ワイルドをギタリストに迎えての2作目。ドラマティックな楽曲と、若さ溢れるザックの力強いプレイが印象的だ。衝撃の引退宣言によって当時これがラスト・アルバムと言われていたが、振り返ってみると90年代以降の路線の基盤を作った一枚でもある。
(粟野)

OZZY OSBOURNE 『Ozzmosis』
Epic(1995)
引退宣言を撤回し、スティーヴ・ヴァイやトミー・ショウ&ジャック・ブレイズをソングライターに起用して制作された復活作。オルタナ/ヘヴィー・ロックへとシフトした当時のシーンにおいて帝王の威厳を再度示すべく、重たい楽曲中心にした仕上がりだ。
(粟野)

OZZY OSBOURNE 『Down To Earth』
Epic(2001)
通算8作目。曲作りの段階で参加していたジョー・ホームズが脱退するなどギタリスト問題で紆余曲折があったが、蓋を開ければ余裕でプラチナを獲得。“Facing Hell”などオジー節炸裂のヘヴィー・チューンはもちろん、バラードの出来も秀逸。絶倫ぶりを見せつけた。
(粟野)

OTHERDISCOGRAPHIC
BLACK SABBATH
『Sabotage』(1975)
『Technical Ecstacy』(1976)

OZZY OSBOURNE
『Speak Of The Devil』(1970)
『Randy Roads Tribute』(1987)
『No Rest For The Wicked』(1988)
『Just Say Ozzy』(1989)
『Live & Loud』(1993)
『Under Cover』(2005)

COMPILATION
『The Other Side Of Ozzy Osbourne』
『Best Of Ozz』
『The Ozzman Cometh』
『The Essencial』
『Prince Of Darkness』 ...and more!

インタビュー