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耳で聴いたピープル・トゥリー

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2007年05月24日 11:00

更新: 2007年05月24日 17:47

ソース: 『bounce』 286号(2007/4/25)

文/竹内 幹代、村尾 泰郎、山西 絵美

ビョークをめぐる音楽の果実は、ここに一本のトゥリーを生んだ

1 THE SOUND OF MUSIC
『Soundtrack』
 RCA(1965)
ビョークにとって縁の深い映画といえばコレでしょう! 彼女が2歳の時に本編を観て歌詞を覚え、歌ったのは有名な話。『Gling-Glo』では“My Favorite Things”をカヴァーし、その後も映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の劇中で寸劇を披露しています。よっぽどお好きなんですね。
(竹内)

2 SPARKS
『Kimono My House』
 Island(1974)
7歳だったビョークが初めて買ったレコードは、当時リリースされたばかりの本作だった。メール兄弟が生み出すグラマラスでポップなサウンド、それ以上に彼らのアート感覚、そしてヴィジュアル・センスに少女ビョークは惹かれたに違いない。このジャケが『Homogenic』のアートワークへと遺伝した?
(村尾)

3 MATOMOS
『The Rose Has Teeth In The Mouth Of A Beast』
 Matador(2006)
『Vespertine』以降のアルバム&ツアーに参加し、いまではすっかりファミリーの一員として認知されている彼ら。ラップトップを操って、彼女のエレクトロニックなパートを組み立てています。そんなマトモスの最新作では、日頃の感謝を込めて(?)ビョークが詩の朗読で参加。羨ましいくらい仲良しですね。
(竹内)


4 ANTHONY & THE JOHNSONS
『I Am A Bird Now』
 Secretly Canadian(2006)
マトモスと同じく、ここ数年ビョークに可愛がられているアントニーは、彼女の最新作でデュエットを披露。彼の持つ神々しい雰囲気やちょっぴりダークなサウンド、そして懐の深いヴォーカルはビョークならずとも心を奪われてしまうはずです。それにしても、彼女は中性的なキャラに弱いのか!?
(竹内)

5 LFO
『Sheath』
 Warp(2003)
意外な人選でいつも驚かせてくれるビョークだけど、マーク・ベルは『Homogenic』から最新作にかけて(『Drawing Restrait 9』を除く)毎度クレジットされている稀な人。そんなこんなで、彼がビョーク仕事に精を出している隙に、本隊のLFOはジェズ・ヴァーレイが抜けて一人ぼっちになってしまいましたが……。
(山西)

6 MADONNA
『Bedtime Stories』
 Maverick/Warner Bros.(1994)
ビョークの目利きぶりに対抗できるのはコノ人しかいないでしょう。ビョーク製の楽曲も収録している本作は、ネリー・フーパーやダラス・オースティンの参加に加えてシングルのリミキサーにジュニア・ヴァスケスを起用……って、丸かぶりじゃん! ちなみに、マドンナもティンバとのコラボを控えているんだって!
(山西)

7 CRASS
『Penis Envy』
 Crass(1981)
80年代にビョークが在籍したククルはUKのパンク・バンド、クラスの自主レーベルからアルバムを発表。当時クラスはメンバー同士でコミューンを形成し、そこで生活を送っていたのだが、そのへんはククルやシュガーキューブスと共通する環境だったといえる。社会に対する痛烈なメッセージは、いま聴いても熱い。
(村尾)

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