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特集

SPECIAL REMIX!! センスの良さはリミキサー選びでも発揮!

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2007年05月24日 11:00

更新: 2007年05月24日 17:47

ソース: 『bounce』 286号(2007/4/25)

文/青木 正之

 ビョークが一目置かれているのは彼女自身の才能もさることながら、シングルで起用するリミキサー選びでの鋭い嗅覚だ。デヴィド・モラレスやテイ・トウワ、アンダーワールドなどのわかりやすい人選はさておき、“Possibly Maybe”ではコアなドラムンベース・ファンに人気のディリンジャやR&B界ではお馴染みのダラス・オースティン、“Bachelorette”ではアレック・エンパイアやRZAを起用して意外性を見せたり、ハウィー B、プラッド、マイク・パラディナス、フルークといった地味な存在ながらもマニア受けしそうな実力派だって、彼女は積極的に重用している。

 しかしもっとも彼女の感性が発揮されるのは、世間の認知度/注目度がまだまだこれからというアーティストがリミキサーとしてクレジットに登場したときだ。“All Is Full Of Love”でのファンクストラングをはじめ、“Hunter”でガス・ガス、“It's In Our Hands”でのソフト・ピンク・トゥルース、またヴィタリックも“Who Is It?”でその手腕を披露している。彼らのその後の躍進にこれらのリミックス・ワークが一役買っているのは間違いなく、その目利きぶり&早耳ぶりがよくわかるだろう。そんな彼女だからこそ、元カレのトリッキーなどが作品に参加して私情が絡まったって、まったく作品の品位や評価は落ちないのだ!
▼関連盤を紹介。


ファンクストラングのリミックス・ワーク集『Adittional Productions』(!K7)

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