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特集

FLIPPIN' BACK!!

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年05月10日 11:00

更新: 2007年05月10日 17:18

ソース: 『bounce』 286号(2007/4/25)

文/渡辺 深雪

思わぬトラブルから1年以上、リル・フリップが堂々の帰還を果たした。冷静かつ大胆なフリースタイル・キングはいまもハングリーなのだ!!


  飛び道具や単なるキャッチフレーズではないホンモノの地元愛と都会性、フックアップや棚ボタではなく叩き上げでノシ上がってきた、ウィッティーなライミングを武器とする商魂逞しいフリースタイル・キング。なのに真面目で謙虚。そして何と言ってもイケメン(はぁと)――その人気の理由を数えるのは容易いことだ。本人の資質と努力、それから時代のムードが巧く絡まり合って順調なキャリアを築いてきたリル・フリップ。そんな彼だけに、2005年末の『I Need Mine』がコロムビア/ソニーとの確執を理由にお蔵入り(日本盤は初回生産分のみリリース)になったというニュースを聞いた時には、いつも以上に野次馬的興味が沸いたものだ。
▼リル・フリップの作品。

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