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特集

Nuttin But A 'G' Thang(2)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年03月29日 11:00

更新: 2007年03月29日 19:39

ソース: 『bounce』 285号(2007/3/25)

文/出嶌 孝次

GERALD LEVERT 『Gerald's World』 Atlantic(2001)
ベッドルーム・ソウル曲集とでも呼びたくなるソロ5作目。マイク・シティやウォーリン・キャンベルらの外部制作者を起用するも、テディ・ペンダーグラス“Love T.K.O.”路線の“Can't Win”などムーディーな曲の連続で、結局は甘く濃密なジェラルドの世界に引き込まれてしまう誘惑盤だ。弟のショーンやジョー・リトルとも共演。
(林)

GERALD LEVERT 『The G Spot』 Atlantic(2002)
同じオハイオ州の先輩であるオハイオ・プレイヤーズを真似たような女体ジャケにも目を奪われる本作は、かねてから行き来していたフィリーでの録音。ミスティカルともロイ・エアーズとも絡んでみせる器用さに感心するが、ラリー・ゴールドらによる弦をバックに親父の時代のソウルを呼び覚ましたあたりがオツだ。
(林)

GERALD LEVERT 『Stroke Of Genius』 Atlantic(2003)
安定期に入ったG。バート・バカラック作の名曲をタミアと歌う余裕がそれを物語るが、ジャスパー・キャメロンを起用したり、ステッパーズをやったりと相変わらず意欲的な仕上がりで、まさに天才的な手際を見せつけた会心のソウル盤となった。父のエディ、弟のショーンと歌った“Eyes And Ears”はいまや貴重な共演曲だ。 
(林)

GERALD LEVERT 『Do I Speak For The World』 Atlantic(2004)
LSGでも世話になったダレル・アランビーをふたたび迎え、トロイ・テイラー&ゴードン・チェンバーズも起用しての現代ソウル盤。トレイ・ソングズも加えてレヴァート親子三代が共演した好曲もあるが、やはりズシンと心に響くのは“Lay You Down”などの自作曲だ。キャリア20年、横綱相撲を見せた貫禄の一枚。
(林)

GERALD LEVERT 『Voices』 Atlantic(2005)
デュエット共演曲を中心に収録したこの企画盤では、80年代から現代に至るまで、LSG時代の熱演も含めて、どの時代においてもジェラルドのソウルフルで濃厚な歌声が変わらないことを改めて思い知らせてくれる。ケリー・プライスやK-Ciと絡んでもビクともしないG。レヴァート名義の新曲“I Like It”も聴ける。
(林)

GERALD LEVERT & EDDIE LEVERT, SR. 『Father & Son』 Elektra(1995)
Gの新作『In My Songs』でのエディの語りに涙腺が緩んでしまうのは、12年ほど前にこんな父子競演盤を作っていたふたりの関係を知ればこそ。オージェイズ曲の再演まで収録した本作は、ソウルフルと言うだけじゃ表現不足なほど激しく濃厚な熱血親子のガチンコ対決だ。父は〈お前はまだ青二才〉と歌っているけど。
(林)

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