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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年03月15日 11:00

更新: 2007年03月15日 20:29

ソース: 『bounce』 284号(2007/2/25)

文/冨田 明宏

LEEDS(UK)

〈UKロックの都〉と言われるロンドン、マンチェスターに比べると知名度で劣っていたリーズだが、〈ニュー・レイヴ〉シーンでは最先端都市としての役割を担っている。では、なぜリーズなのか? 地理的に見るとリバティーンズの発火点=ロンドンと、80年代後半にレイヴ/マッドチェスターが発生したマンチェスターの中間に位置する場所だからとも取れるが、古くはギャング・オブ・フォーからはじまる冷徹なファンクネスの発祥の地であり、99年にはグルーヴ・ロック中興の祖、ミュージックを生んだ街でもあるので、歴史的観点から見てもどうやら昨今の動きは必然であったようだ。代表的なアーティストはサンシャイン・アンダーグラウンド、KBC、フォワード・ロシアなど。現在のリーズに興味を持った人は、同地のバンドが数多く在籍するダンス・トゥ・ザ・レディオのレーベル・コンピ『Dance To The Radio -What We All Want』をチェックしてみてくれ!
(冨田明宏)

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