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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年03月15日 11:00

更新: 2007年03月15日 20:29

ソース: 『bounce』 284号(2007/2/25)

文/妹沢 奈美

ロック界に興奮を呼び戻したいんだ!!

 ムーヴメントが起こる時、それを引き受けるバンドがいるのといないのとでは、その寿命とその後の歴史における位置づけのされ方が大きく違ってくる。例えば、〈マッドチェスター〉。ストーン・ローゼズが最終的にその言葉をすべて自覚的に背負ったため、〈主役はオーディエンスだ〉というアティテュードと体制への反逆精神は、いまも正しくリスペクトされ続けている。もしブラーに〈ブリット・ポップ〉を背負う度胸があれば(オアシスがあのムーヴメントに闖入したのは“Roll With It”をリリースした瞬間だけだ)、未来はいったいどうなっていただろう。

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