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特集

アメリカン・アイドルって……何だ?

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2007年01月18日 12:00

更新: 2007年01月18日 20:07

ソース: 『bounce』 283号(2006/12/25)

文/出嶌 孝次

 「アメリカン・アイドル」──そんなシンプルな名前のオーディションTV番組が人気です。日本では2006年から観られるようになったばかりで、まだ馴染みも薄いかもしれませんが、そこから誕生したアーティストたちの活躍なら知る人も多いでしょう。そんな恐るべきスター製造工場のヒミツと、そこから生まれたアーティストを紹介するのがこの特集です。

 まず番組の成り立ちを紹介しておくと、そもそもの原型は、ユーリズミックスやスパイス・ガールズの仕掛け人として知られるポップ界の錬金術師=サイモン・フラー(19エンターテイメント主宰)の製作によって2001年に始まったUKのTVオーディション番組「Pop Idol」。ウィル・ヤングやギャレス・ゲイツを輩出した同番組のフォーマットを転用して2002年にスタートしたのが「アメリカン・アイドル」なんです。

 優勝への道は超難関で、全米各地でおよそ10万人(!)が各都市の予選に挑み、二次予選を経て一気に24人に絞られます。続いての〈セミ・ファイナル〉からは視聴者の電話投票によって、さらに12名に厳選。そして12週続く〈ファイナル〉では週ごとのテーマに応じた楽曲を個々のファイナリストたちが披露→視聴者の電話投票→毎週ひとりずつが消えていく……というシステムなのです。こうやって説明するより、まずは上掲のDVDを観てもらうほうが早いのですが……予選では純粋に歌唱力が問われるわけで、ファイナリストともなれば歌が上手いのは当然。ジャッジである視聴者をそれ以上に惹き付けるため、番組では個々のキャラの魅力や選曲のセンスなどが問われるわけです。また、大物アーティストのゲスト出演や、審査員たちのイヤミな発言も観どころとなっています。

 日本では〈ポップ・アイドル〉というだけで軽視する人もいそうですが、根本的に歌唱力が求められる世界なので、日本の〈アイドル〉とは同じ言葉でも意味が違うんですね。それに、〈アイドルなのに作品もイイ〉みたいな表現も逆で、本来は〈ポップ・アイドル〉だからこそ最高の作家やミュージシャンに支えられた豊かなポップスが生まれてくるんです……と、理屈っぽいことはさておき、過去のシーズンと最新リリースまでを一気にチェックしていきましょう!!
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