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カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2006年11月30日 11:00

更新: 2006年11月30日 23:02

ソース: 『bounce』 282号(2006/11/25)

文/高橋 荒太郎

 マイアミから急速にその名を知らしめたピットブル。その栄光の軌跡が第一歩を踏み出すきっかけを与えたのは、伝説的なマイアミのグループ=2ライヴ・クルーのルークだった。2001年に彼の『Somethin' Nasty』で3曲に参加すると、その後はフリースタイルのスキルとリリックで高評価を獲得。マイアミ・ベースとクランクの共通点に着目していたピットブルは、リル・ジョン軍団の2002年作『Kings Of Crunk』にも参加。リル・ジョンとは翌年の『Part II』でも共演し、大物が多く参加したサントラ『2 Fast 2 Furious』にソロ曲“Oye”が収録されるという大抜擢を受ける。

『M.I.A.M.I.』でアルバム・デビューを果たした2004年には、自身の“Culo”と同リディムを用いたMrヴェガスの“Pull Up(Culo Remix)”や、イン・ヤン・トゥインズ“Salt Shaker(Extended Remix)”に登場。2005年に入るとベイビー・バッシュやミリ・ベン・アリ、トゥイスタ、再度イン・ヤン・トゥインズ……とゲストに呼ばれる機会も一気に増加。恩師のルークとも今年に入って『My Life & Freaky Times』で再共演しているし、人気は衰えることがない。他にもプリティ・リッキー、エレファント・マン、ニーナ・スカイ、T.O.K.など、ジャンルやスタイルを限定しない共演は、ピットブルの実力と独特な立ち位置を証明している。

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