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特集

AN AMERICAN WAY 晩年のJCを支えたリック・ルービン

カテゴリ : ピープルツリー

掲載: 2006年09月21日 12:00

更新: 2006年09月21日 20:11

ソース: 『bounce』 279号(2006/8/25)

文/大石 始

 ラッセル・シモンズと共にデフ・ジャムを立ち上げ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビースティ・ボーイズ、スレイヤー、AC/DC、ジェイ・Z、マーズ・ヴォルタなどをプロデュースしてきたリック・ルービン。80年代以降、アメリカ音楽界最大のドンとして君臨している彼だが、その手腕は渋い味わいを持ったアメリカン・ルーツ盤においても発揮されてきた。その最大の成果が、自身のレーベル=アメリカンにキャッシュを招いて制作された諸作。贅肉を削ぎ落としながら、芯となる音の輪郭を浮き立たせるその音作りは、たびたび共演を重ねてきたトム・ペティ(&ザ・ハートブレイカーズ)の諸作にも顕著だ。また、カントリーにポップな色彩を加えるやり口はディキシー・チックス盤に、大御所の新たな側面を引き出す手法はニール・ダイアモンドやドノヴァンの作品に結実。それらをキャッシュ作品と聴き比べてみるのもおもしろいかもしれない。

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