シーンに華を添える麗しき女性アーティストをまとめてチェック!(2)
MS THING 『Miss Jamaica』 Sequence(2004)
デイヴ・ケリーに見初められたことをきっかけにビーニ・マン“Dude”にフィーチャーされて、瞬く間に最前線に躍り出た彼女が、ファースト・アルバムとなる本作をリリースしたのが18歳の頃。現在は暴力沙汰で訴訟を起こされているそうですが、本業でも爆発してほしいところ。(山西)
MS. TRINITI 『Do Or Dare』 Trinigirl(2006)
ショーン・ポールの来日公演で前座を務めるなど、日本でも人気の高いシンガー。LAという土地柄を反映させた、R&B色強めの多様なサウンドも手伝って、ダンスホールに馴染みの薄い人にも浸透中。キャッチーな音楽性と抜群の美貌で、今後もシーンの親善大使的役割を期待したい!(山西)
MINMI 『Natural』 ビクター(2006)
イヴェント〈西麻布伝説〉をオーガナイズしたり、ジャマイカでレーベルを立ち上げたり、トリニダード・トバゴのカーニヴァルに参戦したり……と好奇心ムキ出しで前進を続ける彼女の3作目。レゲエの枠に囚われない楽曲が満載で、純粋に音楽を楽しむMINMIの姿がなんとも眩しすぎです!(山西)
FYA 『For Your Attention』 Jamdown(2005)
ロンドン発のスパイシーな3人娘。デビュー・シングル“Must Be Love”ではスマッジを、“What's Going On”ではバウンティ・キラーを迎えるなど、男たちとも絶妙なカラミを披露しているが、DJ/シンガー/シングジェイといったキャラ立ちした3人のコンビネーションが魅力!(山西)
MARIA 『Cocktail Heat』 G-STAR(2006)
Jラップ界を代表する彼女も今夏の気分はレゲエだったようで、ダンスホール一色のミニ・アルバムを発表。ゴリゴリのアップが大半を占めるなか、渋めのミディアム・チューンも搭載。英語と日本語を流暢に使い分けるあたりは他のジャパレゲ勢にはない持ち味だし、なによりジャケが良し!(山西)