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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2006年08月10日 21:00

更新: 2006年08月10日 23:05

文/出嶌 孝次、池田 貴洋、狛犬、高橋 荒太郎、Masso 187um

GUERILLA BLACK
『Guerilla City』
 Virgin(2004)

体型はさておき、フロウそのものや細かな言葉選びがノトーリアスBIGそっくりということで話題となった西海岸のハードコア・ライマー。本作ではことさらにウェッサイ感を押し出さず、重たいファンクやダンスホール調のトラックも起用にこなしている。NYスタイルを上手くミックスしているゲームの活躍を思えば、今後の復活にも期待できそうだが……。(狛犬)

FOESUM
『U Heard Of Us』
 The Perfection(2005)

ロングビーチ・ラップの先駆者たるレジェンド。クラシックとして名高いデビュー作『Perfection』のリイシューもウェッサイ好きを歓喜させたが、3枚目となる本作でも変わらないプロダクションで佳曲を連発。フレッドレック作のファンク曲やXLミドルトンによるメロウ系、さらにはE・ホワイトやトゥインズ参加曲など、流石の仕上がりです!(池田)

XL MIDDLETON
『100 Proof Music : The Alcothology』
 Crown City/G-HOUSE(2006)

フォーサムやファースト・ボーンとの仕事で知られる日系人プロデューサーの最新作。Gファンク全盛期のビートをアップデートしたヘヴィーなものから、爽快なクルージング系、メロウ曲まで、リーダー作というよりは配下の面々のショウケースも兼ねた賑やかな作り。フォーサムのDJグレイズやクールワッダも登場!(狛犬)

CHICO & COOLWADDA
『Parallel』
 456(2004) 2001年に“High Come Down”を大ヒットさせたクレンショー出身コンビが、後見人であるグローヴから離れてリリースした2作目。ノーIDらとの楽曲でリスナーを選ばない全国区対応のポテンシャルを示しつつ、ミーチ・ウェルズらのトラックにて西風味もキープ。ネブ・ラヴらとのマイクリレー第2弾“Wild 'N The West II”、ロスコーやトゥルース・ハーツとの共演も堅調!(狛犬)

MACK 10
『Hustla's Handbook』
 Hoo-Bangin'/Capitol(2005)

イングルウッドのヴェテラン、マック10の9作目。名プロデューサーのフレッドレックが手掛けた“Livin Just To Ball”は、これぞウェッサイ・マナーというべき弾力性抜群の好ファンク曲で、アルバム中でもベストの仕上がり! 地域限定色を払拭しつつも、硬質で太めのビートが随所で西っぽさを感じさせる名曲を多数収録!(高橋)

DJ QUIK
『Trauma』
 Mad Science/Fontana(2005)

コンプトンのヴェテラン・ラッパー、DJクイックの7枚目のアルバム。引退宣言を撤回して臨んだ作品だけあって、これまでになくゲストが多数参加しており、同郷のゲームやネイト・ドッグらの西勢のみならずチンギー、T.I.らの名もあり。しかし変わらぬライトなファンクを随所で聴かせてくれ、安定感は流石に抜群だ。(Masso)

SUGA FREE
『Just Add Water』
 Laneway/Bungalo/Universal(2006)

ラッパーよりもピンプが本業らしいシュガ・フリーの3作目。仲違いしたDJクイックは不参加ながら、従来どおりにファンクでメロウでフリーキーな作りが最高! スヌープと合体した天にも昇る聴き心地の“So Fly”、ノクターナルやコケイン参加曲など、ユル~くケツを振らせるピンピンなテクも艶っぽい、オツな傑作!(池田)

WESTSIDE CONNECTION
『Terrorist Threats』
 Hoo-Bangin'/Capitol(2003)

西を代表する実力者三人衆による言わずもがなの強力ユニット、7年ぶりの2作目。先行シングルとなった“Gangsta Nation”は、絶妙なネイト・ドッグの好演と緊張感を煽るトラックに絡む3人のラップに誰もが興奮させられた名曲! ノクターナルも参加したPファンク直系の“Lights Out”など、強力なトラックの連続!(高橋)

HI-C
『The Hi-Life Hustle』
 Skanless/Rap-A-Lot 4 Life(2004)

DJクイック一派として知られるハイ・Cが約10年ぶりに放った3作目。小気味良くコール&レスポンスさせるシュガ・フリーとの“Say Woop”や、ジェイムス・デバージを迎えた跳躍の長いスペイシー・ファンク“So Good”、DJクイックとの“Let Me Know”などは必聴! ビートに忠実で規則的なラップがまたLAらしさを演出しています。(高橋)

DJ QUIK
『Greatest Hits Live At The House Of Blues』
 Mad Science/Fontana(2006)

西海岸きってのキレ者がLAの〈ハウス・オブ・ブルース〉で行ったライヴをパッケージ。一味違うフレッシュさをもたらすバンド演奏で表題どおりに数々のヒットを披露し、乾いた西風が吹き込む空気感も絶妙。2パック“California Love”のフレーズ大合唱、ネイト・ドッグやB・リアルの登場もハイライト。 (池田)

DYSFUNKTIONAL FAMILY
『Soundtrack』
 Tha Row/Koch(2003)

デス・ロウ帝国の復活を期待させたサントラ。この時点では副社長だったコラプトとその婚約者のゲイル・ゴッティ、有望新人だったクルキッド・アイやイーストウッド、いまはGユニット入りしているスパイダー・ロックなど西のコワモテ連中がひしめくなかなかの作りだったのだが……シュグ・ナイトが資産凍結から這い上がってくる日は来るのか?(狛犬)

BOO-YAA TRIBE
『West Koasta Nostra』
 Oglio(2003)

サモア系のハードコア・ラップ・グループとして古くから活躍するブー・ヤー・トライブのヘヴィー級作品。ミクスチャー的なバンド・サウンドの評価も高い彼らだが、本作には正統派かつ王道のファンク曲が続出で、多大なリスペクトを集める大物だけにエミネムら有名どころもゲスト参加。凄みのあるファンクを聴きたけりゃコレです!(高橋)

SOUTH CENTRAL CARTEL
『The Greatest Hits Vol.II』
 WEST UP!(2006)

ウェッサイ産のG良品をコンスタントに送り出すWEST UP!の最新リリースは、SCCのベスト第2弾。とはいえ、ハヴォック&プロディジーやLV、マーダー・スクワッドら周辺ファミリーの楽曲も収めているのがポイントで、特にローライダー・コンピでしか聴けなかったプロディジーのソウルフルなソロ曲“I Pray”と“Proud”の収録は快挙だ!!(狛犬)

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