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特集

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2006年08月10日 21:00

更新: 2006年08月10日 23:05

文/出嶌 孝次、池田 貴洋、狛犬、高橋 荒太郎、Masso 187um

WARREN G
『In The Mid-Nite Hour』
 G Funk/Hawino(2005)

ロングビーチの才人、ウォーレンGの5作目。“I Need A Light”のしっとりした仕上がりはネイト・ドッグの起用法の巧さにあり。自身のラップを速めてテンポ良く聴かせる“Get U Down”、ラファエル・サディークとの共演などなど、アルバム全体を通じてバランスが良く、ウォーレンの音楽センスの高さを実感できる傑作。(高橋)

SOUTH CENTRAL CARTEL
『Westurrection』
 Native(2005)

いまも現役バリバリで活動を続けているサウスセントラルの重鎮グループ。この最新作では中心人物プロディジーのオールド・ソウルな嗜好が強く反映されており、これまで以上に彼らのメロウな面を強く感じさせる。メンバーのLVだけでなく女性シンガーも絡みまくったエロエロでメロメロな楽曲がたっぷり! バッド・アズ、40グロックらが参加。(Masso)

THE GAME
『The Documentary』
 G Unit/Aftermath/Interscope(2005)

コンプトンのシーンをふたたび活気づかせた問題児、ゲームの待望のメジャー・デビュー作にして新たに殿堂入りした名盤。ドクター・ドレー総指揮の下、そのポテンシャルの高さが窺い知れる豪華な布陣で制作された本作からは“West Side Story”“Hate It Or Love It”“Dreams” などのクラシックも多数生まれている。(Masso)

213
『The Hard Way』
 Doggystyle/TVT(2004)

スヌープ、ウォーレンG、ネイト・ドッグによるロングビーチの伝説的ユニットが、ついにリユニオンを果たしてリリースした初アルバム。スヌープ仕切りのため西海岸に留まらぬカラフルな彩りで制作されているが、フレッドレックやDJプー、バトルキャットらも参加しておりスキはない。そのプー作の“Groupie Luv”がヒット。(Masso)

MC EIHT
『Affiliated』
 West Music Inc./Paid In Full/Koch(2006)

いろいろ働きまくりなコンプトンの重鎮、MCエイトの最新ソロ作。制作陣に同胞のチルらを招き、ネタ感強めのファンク・トラックに、ブルージーな風情で渋味を醸し出す。ソウルフルな“Say Nuthin'”、スモーキーな“What The Fuc U Want Me To Do”、ウェッサイ・マナーな歌フックにとろける“Pipe Down”など、見事な貫禄作。(池田)

KNOC-TURN'AL
『Return Of The Hustler』
 Sonic Wave(2005)

ドレーのバックアップでデビューしたロングビーチ出身者で、〈ネクスト・スヌープ〉とも呼ばれた男が親しい大物たちとの関係を絶ち、インディーで挑んだ自分探しなブツ。無名のMCばかりが参加しているのも新たな決意の表れだろう、タイトルどおりにハードボイルドな佇まいのハスラー路線で流暢なフロウを聴かせている。(Masso)

ROSCOE
『I Luv Cali』
 Street Light/SMC(2006)

コラプトの弟であり、“I Love Cali”や“Smooth Sailin”などのカリフォルニア・アンセムで知られるロスコーの2作目。フィンガズが全面プロデュースということで、のっけからトーク・ボックスが炸裂するサマー・チューン“Summertime Again”で昇天! 甘すぎずハードすぎず、ウェッサイ・ラップをイイトコ取りした作りが快適な好盤!(池田)

COMPTON'S MOST WANTED
『Music To Gang Bang』
 Hi-Power/B-Dub(2006)

上述のエイトが90年代初頭の西海岸シーンを賑わせた伝説のグループ=CMWをいきなり再始動! チカーノの名門ハイ・パワーからのリリースで、Mrクリミナルをプロデューサーに据えつつ、ウェッサイ流儀のファンクネスは健在。フィンガズ製の“Come Ride With Me”もたまらん出来だ。エイトのキメ台詞〈ジィ~ヤ〉も絶好調!(池田)

DIRTY BIRDY
『Tweet Tweet』
 Native(2005)

かつてスライ・ブギーとグループを組んでいた実力派MCのデビュー・アルバム。その前評判に違わぬスキルを披露すべく用意されたのはファンク系~メロウ系などの西海岸仕様が中心ながら、時折聴かせるラップ・テクには東海岸勢からの影響もチラホラ。西モノ好きならばフィンガズ作の“23 Degrees”がやはりベストだろう。(Masso)

YOUNG LYFE
『Real Life』
 Empire Musicwerks(2005)

ロングビーチ出身で何気にキャリアの長い男、ヤング・ライフのファースト・アルバム。ダズ、スーパーフライ、ジェリー・ロール、ゴールディー・ロックらウェッサイの実力者たちがバックアップしているだけに、どこを切っても西海岸臭が匂い立ってくる高密度ファンクな仕上がりに。見た目どおりのスーパー・ヘヴィーなフロウも魅力的。(Masso)

CAZ
『Undisputed』
 Mo' Thugs/X-Ray(2006)

モー・サグスのサポートを受けて登場したばかりの、カズの3作目。型にはまった西っぽさを演出するのではなく、ガラついた声質を活かす未来型ファンク“Front & Back”や、イヴという人選が映えた夜型ファンク“Coast To Coast”、ボーン・サグズン・ハーモニーのスピーディーな好アシストも効いた“Fly Da Coup”などが並ぶ、侮れない好作品!(高橋)

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