Do You Wanna Ride?
D.P.G.
『Dillinger & Young Gotti II: Tha Saga Continuez...』 Gangsta Advisory(2005)
誰もが耳を疑った最強タッグのリユニオン宣言だったが、その半年後に届いたコイツがまたヤバかった。ダズ主導で作られてるだけに荒々しくドス黒く危険な香りのファンクネスが充満し、頭からダズもコラプトもトバしまくり。それでいて要所で〈抜く〉余裕も見せるのだから憎らしいくらいカッコ良い。(Masso)
YOUNG GOTTI
『Same Day Different Shit』 Dogg Pound Gangstaz Inc.(2006)
ドッグ・パウンドのリユニオン作とリリース時期を合わせたかのような、ヤング・ゴッティことコラプトの最新ソロ作。相棒ダズが全面プロデュースし、ハード・アタックな男気フロウでゴリゴリにキメまくり! 煙たい重量ファンク“I Get High 2”、ダズ参戦の暗黒ハーコー・シット“Gangsta Part 2”など、相当量の男汁が迸る一枚。(池田)
DAZ DILLINGER
『Tha Dogg Pound Gangsta LP』 Gangsta Advisory(2005)
チープなジャケから最高だが、中味もまたダズのズルムケた仕事ぶりが全開の傑作ソロ。ザップ、ファンカデリックなどの大ネタ使いに思わずニヤケちまうし、ネイト・ドッグとの“Come Close”が何しろ絶品! MJ氏の名曲を模したような“Do U Know”や“Rocc Wit Daz”などのメロウ系もイヤラシイくらいに充実している。(Masso)
VARIOUS ARTISTS
『Snoop Dogg Presents Welcome To Tha Chuuch Da Album』 Doggystyle/Koch(2006)
続々とリリースされたミックステープ・シリーズの正規盤。今回のDPGリユニオンへの期待を繋いだバトルキャット製の極上名曲“Real Soon”を収録。他にも周辺クルーの面々が集結し、オラオラ系のエロ・ラップを聴かせるティファニー・フォックスや、イイ声のシンガー連中など、気になる新顔が多数。(池田)
SNOOP DOGG
『R&G (Rhythm & Gangsta) : The Masterpiece』 Doggystyle/StarTrak/Geffen(2004)
全米を代表する大物らしく、ファレルとの大ヒット曲“Drop It Like It's Hot”もいいが、やはりスヌープのウェッサイ・マナーを形成したPファンク~80'sファンクの影響下にある曲はハズせないところ。ブーツィ・コリンズやチャーリー・ウィルソンらとの世代を超えたファンカー同士の共演としてすっかりお馴染み。(高橋)
- 前の記事: Just Doggin'
- 次の記事: Represent Dat W.G.