ロックの歴史を押し進めるNYとUKの先鋭的なムーヴメント・キャッチボール!(2)
ロックの歴史を押し進めるNYとUKの先鋭的なムーヴメント・キャッチボール! その2
↓
NY late 80's
実験音楽集団だったソニック・ユースが作り出したフィードバック/ノイズ・ギター・サウンドが、のちにオルタナ/グランジと呼ばれるムーヴメントを生む。
↓
UK early 90's
ノイズ・ギターを前面に押し出したシューゲイザー・ブームが到来し、マイ・ブラディ・ヴァレンタインやライドなどが人気を集める。
↓
NY mid 90's
ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンやチボ・マットなど、ヒップホップを採り入れたローファイ・サウンドが大流行。
↓
UK mid 90's
メロディーを重視した王道ロックがUKで復権し、オアシスやブラーを筆頭とするブリット・ポップの嵐が音楽シーンに吹き荒れる。
↓
NY early 00's
グルーヴ感に溢れたロックンロール・サウンドを掻き鳴らすストロークスが登場し、ロックンロール/ガレージ・リヴァイヴァルが勃発する。
↓
UK early 00's
ストロークスやホワイト・ストライプスといったUSバンドからの煽りを受けて、UKでもリバティーンズといったガレージ色の強いバンドが増殖!
↓
NY mid 00's
ラプチャーやアウト・ハッド、ヤー・ヤー・ヤーズなど、ノーウェイヴ・サウンドをさらにダンサブルかつアヴァンギャルドに進化させたバンドがブレイクを果たす。
↓
UK mid 00's
フランツのヒットを皮切りに、フューチャーヘッズやマキシモ・パークなど、ニューウェイヴからの影響を公言するバンドが続々と登場。
↓
...soon
そしていま、NYからふたたび新たなロック・ムーヴメントが誕生しようとしている。2000年以降に巻き起こったガレージ・リヴァイヴァルやニューウェイヴ・リヴァイヴァルといった動きは、次なる序章にすぎなかった!? 誰よりも早くそのサウンドを手に入れたいのならば、この特集内で紹介されているアーティストをすぐさまチェックしてみて!!