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ローリング・ストーンズをめぐるロックンロール魂が、世界に大きな輪を作る!(3)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2006年05月11日 12:00

更新: 2006年05月11日 19:50

文/北爪 啓之、久保田 泰平、ダイサク・ジョビン、出嶌 孝次、冨田 明宏、山西 絵美

ローリング・ストーンズをめぐるロックンロール魂が、世界に大きな輪を作る! その3

TOM WAITS
『Rain Dogs』
 Island(1985)

  午前3時の酔いどれ詩人、トム・ウェイツのこの傑作にはキースがギター&ヴォーカルで客演。思えば本作でのトムの歌唱には、どこかミックを思わせる節もある。そのお礼なのか、『Dirty Work』収録の“Harlem Shuffle”にコーラス参加。トムとキースは遠い親戚なんていうあらぬ噂も。(北爪)

ARETHA FRANKLIN
『Greatest Hits (1980-1994)』
 Arista 

  アトランティック時代にも“(I Can't Get No)Satisfaction”を取り上げた女王は、86年作『Aretha』にてパワフルに“Jumpin' Jack Flash”をカヴァー! しかもプロデュースはキースで、ロニーも演奏に参加……と、ミックをあえて無視したキースも大満足。現在はこのベスト盤で聴けます。(出嶌)

LIVING COLOUR
『Vivid』
 Epic(1988)

  ミクスチャー・ロック創生期を牽引した、知的ギタリストのヴァーノン・リード率いる黒人ロック・バンド。鋭いリフとタメたグルーヴがかっこよすぎ! ミックが大のお気に入りらしく、本デビュー作には2曲でプロデュースを手掛けているうえ、ストーンズの89年のツアーでは前座にも抜擢。(北爪)

THE BLACK CROWES
『Shake Your Money Maker』
 Universal(1990)


  オーティス・レディング“Hard To Handle”の荒々しいカヴァーで一躍有名になった彼らは、デビュー以来〈90'sストーンズ〉などとしばしば囁かれてきた。ブルースやカントリーを根っこにした時代錯誤な骨太ロックはもちろん、ワルな言動までもが60年代の師匠を連想させたりも!(山西)

BOBBY WOMACK
『FREE SOUL. the Classic of BOBBY WOMACK』
 東芝EMI 

  ストーンズ初の全英No.1曲“It's All Over Now”はボビー・ウォマックが組んでいたヴァレンティノズのカヴァーでした。それから20年後に実現した共演曲“Harlem Shuffle”では、ミックス段階で歌のレヴェルを下げられたボビーが激怒する結果に。その後も縁は続いたけど……。(出嶌)

THE J. GEILS BAND
『Flash Back -The Best Of The J. Geils Band』
 Capitol 

  ひたすら黒光りするロッキン・グルーヴを身上としたためか、誰が呼んだか通称〈アメリカのストーンズ〉。ピーター・ウルフの気合い十分な歌唱は、ミックに輪をかけてタフで、ワイルド&ナスティー。男汁の大洪水に圧倒される。御大の81年の全米ツアーには前座で登場。(北爪)

U2
『War』
 Island(1983)

  エッジがギターを弾き始めたころに憧れていたのは、キース・リチャーズだったとか。U2サウンドの影の功労者、スティーヴ・リリー・ホワイトは、ストーンズの『Dirty Work』をプロデュース。ミックのソロ・アルバム『Goddess In The Door-way』にはボノが参加してますね。(久保田)

CHIC
『Risque』
 Atlantic(1979)

  “Good Times”をサンプリングしたシュガーヒル・ギャング“Rappers Delight”に感化されて、ヒップホップへの歩み寄りを見せたストーンズ。ミックの初ソロ作ではナイル・ロジャースがプロデュースを担当したほか、バーナード・エドワーズも参加するなど、両者はなにかと深い絆で結ばれている。(山西)

BECK
『Odelay』
 Geffen(1996)

  昔から新しいものをガツガツ採り入れていったストーンズ。グラミーを受賞したベックの本作を聴いて感銘を受けたミックは、プロデュースを担当していたダスト・ブラザーズを新作にさっそく起用! こうして90年代ストーンズの最高傑作『Bridges To Babylon』は誕生したのである。(冨田)

JET
『Get Born』
 Elektra(2003)

  “Are You Gonna Be My Girl”で一世を風靡した彼らも、最初は〈キース・リチャーズのお気に入りバンド〉として登場したことをご存知だろうか? 〈流石の先見の明!〉としか言いようがありません。加えてストーンズと縁の深いビリー・プレストンも今作ではゲスト参加しています。(冨田)

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