ローリング・ストーンズという名のもとに集まった大人気ない大人たちのソロ・ワークス!(2)
CHARLIE WATTS
41年生まれ。ジャズのレコードを5,000枚以上所有しているというチャーリーは、少年時代、チコ・ハミルトンに憧れてジャズ・ドラムを始めたという。ゆえに、ロックンロールやブルースにはほとんど興味がなかったとか。そんなチャーリーのソロは、ひたすらジャズ。86年に発表した総勢30名のビッグバンドを率いてのライヴ盤『Live At Fulham Town Hall』や、96年発表の『Long Ago & Far Away』など、もっぱらスタンダードのカヴァーが多い。なお、彼はストーンズがデビューして間もない64年に結婚。他のメンバーがあれやこれやを起こすのを横目に、温かい家庭を現在も守り続けている。
▼チャーリー・ワッツの作品を紹介
86年のライヴ盤『Live At Fulham Town Hall』(Columbia)
96年作『Long Ago & Far Away』(Virgin)