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ローリング・ストーンズを知るための必要不可欠盤!(3)

カテゴリ : フィーチャー

掲載: 2006年05月11日 12:00

更新: 2006年05月11日 19:50

文/北爪 啓之、ダイサク・ジョビン、出嶌 孝次、冨田 明宏

ローリング・ストーンズを知るための必要不可欠盤! その3

『Stripped』
Rolling Stones/Virgin(1995)

  〈トーキョー・セッション〉と呼ばれるスタジオ・リハーサル音源と、アコースティック・セットの実況音源が入り混じった変則ライヴ盤。ボブ・ディランのカヴァー“Like A Rolling Stone”を披露しているのはダジャレ……じゃなく、同曲のモデルがブライアン・ジョーンズだという説の真偽によっては非常に意味ありげ。もう1曲、ハウリン・ウルフで知られる“Little Baby”もカヴァー。(出嶌)

『Bridges To Babylon』
Rolling Stones/Virgin(1997)

  名曲“Anybody Seen My Baby?”ではビズ・マーキーをサンプリング、ゴスペリッシュな“Saint Of Me”ではチャーリーのドラムをループで再構築……とミック+ダスト・ブラザーズらの奮闘が奏功した意欲作だが、飄々とロックステディを口ずさむキースの軽やかさも重要。疾走感バリバリな“Flip The Switch”でのソリッドな幕開けから、厳かなガムランの響きによる終幕まで完璧だ。(出嶌)

『No Security』
Rolling Stones/Virgin(1998)

  特大アンセムが“Gimme Shelter”くらいしか収録されてないので、強烈にダメなジャケのインパクトしか残らない少々地味なライヴ盤。しかし、このツアーで前座に起用したフー・ファイターズやスマッシング・パンプキンズからの影響か、20代の新人バンドのように躍動的でカッコイイのだ。また、ゲストで登場したデイヴ・マシューズやタジ・マハールがなんとも華やかで良し!(冨田)

『Forty Licks』
Rolling Stones/Virgin

  ジャケをよく見るとベロの部分が〈40〉に! 気付いてました? 実はこれ、元広告代理店勤務のチャーリー・ワッツのアイデアだとか。結成40周年を記念してレーベルを跨いだ全40曲を収録したベスト盤。ミックのファルセットがエロい“Keys To Your Love”をはじめとする新曲4曲も絶品です。ブルースからスタートした彼らのサウンド遍歴を楽しもう。(冨田)

『Live Licks』
Rolling Stones/Virgin(2004)

  2年掛かりで世界各地を巡った〈Forty Licks〉ツアーから、粒よりの演奏をまとめてパッケージングした2枚組のライヴ盤。Disc-1はビギナーも無条件に楽しめる人気曲が中心で、Dick-2にはマニアも喜ぶ通なナンバーが固められている。貫禄のエンターテイナーぶりを発揮する前者も良いが、後者で聴けるいまだに黒い衝動を漲らせたカヴァー曲が実に新鮮!(北爪)

『A Bigger Bang』
Rolling Stones/Virgin(2005)

  前作から8年ものインターヴァルを経てリリースされた最新オリジナル・アルバム。さすがに充電はバッチリなようで、90年代以降ではもっともノリと勢いを感じさせる現役感ギランギランの快作に仕上がっている。少なくとも還暦を過ぎた連中による作品とは思えないから参る。もはや盟友ともいうべきドン・ウォズのプロデュースも、やはりさりげなく光っている逸品。(北爪)

『Rarities 1971-2003』
Rolling Stones/Virgin

  みんなも待った! 俺も待った! ということで、ついにお目見えしたお蔵出し音源集。有名曲のライヴ・テイクなども多いが、目玉はなんといっても初の公式CD化を果たしたシングルB面の2曲、“Through The Lonely Nights”と“Let It Rock”だろう! 特に前者は隠れた名バラードだ。時代的にはバラツキのある選曲だが、全体にブルージーな曲が多く意外と統一感もある。(北爪)

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